人情派駐在刑事が帰ってきた!
寺島進主演の人気シリーズがスペシャルドラマで帰還。
25日放送のテレビ東京系「月曜プレミア8 駐在刑事スペシャル2023」。
笹本稜平の同名小説(講談社文庫刊・既刊2巻)を原作としたこのドラマ、
取り調べ中の不祥事で奥多摩の駐在所に左遷された捜査第一の刑事、江波敦史(寺島進)が、
地域の住民たちのやさしさで警察官としての自分を取り戻しつつ、
奥多摩地区で起こる事件に立ち向かうもので、
水曜ミステリー9枠で放送された2時間ドラマシリーズで始まり、
ハイターゲット向けの”金8”枠で連ドラ化、3シリーズ作られたのち、再度、月曜プレミア8枠で2時間ドラマに。
いかにもテレ東らしい独自路線のドラマです。
今回は江東区錦糸町で起こった殺人事件と、
外国人観光客が多く訪れるようになった奥多摩地区にやってきた、韓国人の親娘の事がリンクして、
御子柴監視官(福士誠治)&加倉井警視(北村有起哉)と衝突しつつ、
人情派巡査長の江波が事件解決に乗り出すというもので、
こういった肩肘張らない系がテレ東らしさを出している。
この4月より、テレ東系の”金8”枠の連ドラは、若者層に媚びた路線に移ったことで、
ハイターゲット層は完全に見捨てられた感が否めない。
NHKの紅白歌合戦から、演歌率が1ケタに下がったのと同じやわ。