【KICK OFF!ピックアップ番外編】オリジナル11カメラの独自視点がGOOD!
YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、
全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、
「KICK OFF!ピックアップ!」ですが・・・
今回は番外編。
今回は満を持して10月15日深夜に放送がスタートした、
TBSテレビ製作「KICK OFF!J(ジャパン)」の初回放送を。
何で番外編扱いになったかは後程・・・
4月、Jリーグが企画した「KICK OFF!」ブランドの地域密着型サッカー情報番組で、
関東圏は、TBS系の深夜のスポーツ情報番組「S☆1」日曜日、
ローカルセールス枠の8分間、ミニコーナー扱い。
関東は8つもJクラブがあんのに、8分間には限界があった。
当然やろ。
その為、秋の改編に合わせ、「S☆1」日曜日から独立し、30分の生放送番組としてリニューアル。
番組MCがサッカー歴16年、横浜Fマリノスのユースチームで脚を磨き、
ガチでプロを目指していた齋藤慎太郎・TBSアナウンサーと、
新人の御手洗菜々・TBSアナウンサーの2人。
齋藤アナは説得力ありそう。
記念すべき第1回は、権利の関係でサッカー日本代表の映像は配信版でカットされているが、
YBCルヴァンカップ準決勝第2戦を独自のカメラアングルで取り上げたり、
J2リーグ、J3リーグ、そして、WEリーグに代表される女子サッカーもしっかりフォロー。
ワタクシが気になったのは、オリジナル11カメラ。
番組独自に11の視点でカメラを設置し、関東圏のクラブの試合を取り上げるというもの。
第1回では11の視点中、8の視点が解禁。
①キクJCAM
②マークCAM
③スーパースローCAM
④俯瞰で4KCAM
⑤ベンチCAM
⑥チームCAM
⑦街凸CAM
⑧サポCAM
残り3つは近日公開!
YBCルヴァンカップ準決勝第2戦、浦和レッズvs横浜Fマリノス戦では、キクJCAMと、俯瞰で4KCAM。
前者はディレクターがアツいと思った場所を自由自在に撮影するカメラで、
後者はメインスタンド後方に4Kカメラを設置し、ピッチ全体を俯瞰で撮影。選手の動き出しなどをとらえる。
俯瞰で4KCAMは、横浜M・GK一森の飛び出しや、浦和DF関根の超高速な飛び出しをとらえ、
キクJCAMは後半ロスタイムでのPKを、横浜M・GK一森と、浦和DFショルツ。
双方の視点からとらえ、PKでの心理戦を表現している。
もう一方の準決勝第2戦、名古屋グランパスvsアビスパ福岡では、ベンチCAM発動。
名古屋グランパスの長谷川健太監督、アビスパ福岡の長谷部茂利監督の表情と行動を映し出した。
このオリジナル11カメラは、製作に協力しているTBSスパークル・スポーツコンテンツ制作部門のアイデア勝ち。
スタジオのバーチャル映像は、こちらも製作に協力しているTBSアクトのCG部門が冴えわたったね。
放送時間が30分に拡大したことで、伝説のサッカー情報番組「スーパーサッカー」並みに、
サッカーって面白いなと伝えられればいいのですがね。
(配信版では3分の2に編集されますが。)
で、ここからは本題。
何で番外編扱いになったかというと、YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルではUPされず、
最新エピソードを、毎週月曜夜更新で民放無料見逃し配信ポータルアプリ・TVerで1週間無料配信されるから。
多分、生放送された番組をチェックし、映像使用の権利上、カットするなど編集を施され、
毎週月曜日夜にUPされるんでしょうね。
あと、在京キー局製作ゆえ、YouTubeにアップするのはかえってややこしくなるのもね・・・
メ~テレ(名古屋テレビ)製作の「KICK OFF!TOKAI」も、
最新エピソード期間限定配信、バックナンバーは削除されているよな。
ピックアップで書きたいのに書けられへんがな。
ホンマ、権利ってややこいがな。