【KICK OFF!ピックアップ】”イケおじJリーガー”の素が垣間見えた。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

【KICK OFF!ピックアップ】”イケおじJリーガー”の素が垣間見えた。

YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、

全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、

「KICK OFF!ピックアップ!」。

今回は9月9日&9月16日放送の青森朝日放送製作「KICK OFF!AOMORI」を。

 

 

全国高校サッカー選手権を制するなど、北国の強豪に上り詰め、

多くの卒業生をJリーグに送り込んだ青森山田高校を擁し、

J3リーグにヴァンラーレ八戸、JFL(日本フットボールリーグ)にラインメール青森、

東北社会人リーグにブランデュー弘前を置く青森県。

この番組は、青森県のサッカー情報雑誌「AOMORI GOAL」のサポートの下、

 

 

ヴァンラーレ八戸の話題を中心とした、青森県のサッカー情報を伝えるのがこの番組。

この回のメインは、東北社会人リーグ2部北時代からヴァンラーレ八戸一筋のMF新井山祥智(38歳)を筆頭に、

MF山田尚幸(35歳)、DF近石哲平(34歳)の、”ヴァンラーレ・イケおじ三銃士”のゆる~い対談企画。

現在のヴァンラーレ八戸の指揮官である石崎信弘監督のキツ~いトレーニングに四苦八苦したり、

自分より下の若い選手に気を使ったりと、おじさんJリーガーあるある満載でしたね。

 

一番興味があるのは、MF新井山祥智でしょう。

2008年、八戸大学から入団した、三戸郡五戸町出身の地元の英雄。

東北社会人リーグ2部北(※)→東北社会人リーグ1部→日本フットボールリーグ→J3リーグと駆け上がり、

(※2011年だけは東日本大震災発生で5チームが参加を辞退したため、南北統一11チームで戦った。)

加入2年目より背番号10を背負ってきた、ヴァンラーレと共に歩んだ、まさに正真正銘のバンディエラ(旗手)。

6月28日に右大腿四頭筋肉離れ、全治6週間のケガを負うも、

8月にチームに帯同し、8月19日のvsアスルクラロ沼津戦に途中出場で復帰。

チームの方は中位、逆転のJ2昇格はわずかながら残っていてて、

精神的支柱として頑張ってほしいですが、

上には上がいる。

J3リーグのFC大阪には、8月に50歳を迎えたアマチュア契約のDF村木伸二がいる。

Jリーグ史上では、アスルクラロ沼津所属のMF伊東輝悦(48歳)を越え、現役最年長。

高校卒業後、日本国内のクラブからのオファーが来ず、ブラジルとアルゼンチンのクラブでプレーし続け、

アルテ高崎→デッツォーラ島根を経て、2011年にFC大阪に移籍したものの、

選手としてはJFL出場ゼロなのに、通訳とアシスタントコーチ、そして、DVD製造会社でのアルバイトが主務。

今年J3リーグに昇格しても、コーチ職がメインだもんな。

体力の数値はチーム内でも上位にいるため、11月18日(土)の花園ホーム最終戦・vsテゲバジャーロ宮崎戦か、

12月2日(土)、万博記念競技場でのホーム最終戦・vs愛媛FCあたりに途中出場するかもな。