この作品、映画館で公開しても可笑しくないレベル。ただしRー15+確実だけどな。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

この作品、映画館で公開しても可笑しくないレベル。ただしRー15+確実だけどな。

盆休みも後半戦。

昼飯食った後、ネットフリックスで配信されている、ネットフリックスオリジナル映画「ゾン100」を鑑賞。

現在MBS・TBS系でテレビアニメが放送中の、サンデーGX(小学館)連載中の漫画が映画化。

赤楚衛二が、ブラック企業の呪縛から解放された主人公を好演しており、

白石麻衣、栁俊太郎が脇を固めます。

WOWOW・連続ドラマW「アフロ田中」の石田雄介が監督を務め、ROBOTが製作。

 

映像制作会社に入社した、アメフト部出身の大卒青年・天童輝(赤楚衛二)は、

会社がブラック企業であることに気付いた時にはすでに遅く、

完徹当たり前、帰宅は週1、不健康な生活で、ほぼゾンビ状態。

入社1年目が過ぎようとしていた時、いつものように輝は会社に赴こうとするが、

大家さんの様子が変だと気付き、近づいたら、モロゾンビ化してて、生存者の人肉を喰っている。

輝の気配に気付いたゾンビが次々と襲い掛かり、輝はマンションの屋上に逃げ込んだが、

東京がゾンビだらけでうようよしていることに、

 

これって会社に行かなくてもいいんじゃね?

 

と、輝はブラック企業の呪縛から解放され悦び、こうゆう時だからこそ、自由を謳歌すべしと、

コンビニからノートをパクり、「ゾンビになる前にしたい100の事」をしたため、行動に出ることに。

 

現在放送しているテレビアニメ版は、

日曜夕方に放送していいのか?「笑点」と「サザエさん」観てチャンチャン♪の方がマシだと感じたが、

映画の方は、ネットフリックスの潤沢な資金を活用し、大規模なオープンセットを建てて、新宿を再現したり、

青梅街道をハーレーが走るシーンは名古屋市内で撮影。

ドン・キホーテ歌舞伎町店でも借り切ってロケを敢行。

一切手抜き無用で、流石ネットフリックスって感じたわ。

キャストの方も、再現度が高く、柳俊太郎が演じるケンチョは役作りしなくてもそのまんまやったわ(笑)

一方のゾンビも、え?!あの人が?!と驚きの連続は確実。

 

もうこんなクオリティの映画、ネット配信だけじゃもったいないので、

映画館でも公開してほしいわ。

日本アカデミー賞の選考対象条件をクリアできるしね。

ただし映倫からR-15+指定を喰らうのは確実だけどな。