【KICK OFF!ピックアップ!】取れ高が多かった”オフトジャパン”時代の同僚対談。
YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、
全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワタクシが気になったことをピックアップしてお届けする、
「KICK OFF!ピックアップ!」。
今回は7月23日&8月6日OAの「KICK OFF!SHIZUOKA」(製作:静岡第一テレビ)から。
4月より30の道県及び地域で本格放送がスタートした地域密着型サッカー番組ブランド「KICK OFF!」。
その原点が1986年から28年にわたり、静岡第一テレビで放送された「KICK OFF!」。
いかにもサッカー王国・静岡らしい100%サッカー情報番組でした。
それが「KICK OFF!SHIZUOKA」として、「KICK OFF!」のDNAを継承し9年ぶりに復活。
日曜夕方の「笑点」の前の生放送を活かし、日曜デーゲームの試合速報もやったりと内容濃いめ。
7月23日と8月6日放送分は、
番組コメンテーターの北澤豪(日本障がい者サッカー連盟会長)が、
アスルクラロ沼津の中山雅史監督と対談に挑んだ。
この両者は1993年、あと一歩のところでFIFAワールドカップ(TM)本大会を逃した”ドーハの悲劇”を経験した、
ハンス・オフト体制下の日本代表の同僚。
北澤豪は、読売クラブ→ヴェルディ川崎時代、中盤のダイナモとして汗かき役に徹した。
中山雅史は、JFL(日本フットボールリーグ)時代のヤマハ発動機FCジュビロ磐田に所属し、
”オフトジャパン”では、流れを変える”逆転の切り札”として大事な場面でゴールを決め、
”スーパーサブ”を定着させた。
この両者の対談は、北澤豪がアスルクラロ沼津の好調ぶりを伺おうと、練習を取材したのち、
沼津市内のホテルで行われ、中山監督のはっちゃけっぷりに北澤豪もタジタジ。
8月6日の放送では、現役時代の話になり、JリーグとJFLの違いを物語るエピソードを暴露。
こんなに話が弾むのも、”オフトジャパン”時代の同僚だから気が合う。
それ故、取れ高が多かった。
8月6日夜の時点で、アスルクラロ沼津はJ3リーグ5位。
J2昇格圏内にいる2位のカターレ富山とは勝ち点4差。
どれだけ勝ち点を縮めるかは、ゴン中山の手腕次第。
中山雅史、ピッカピカの指揮官1年生。
J3から徐々にステップアップして、日本代表の指揮官に上り詰めてほしいと願いたいですね。
Aqoursも中山アスルを全力応援している事ですし。
一方の北澤豪は、日本障がい者サッカー連盟の会長として、
サッカーを通じて、ハンデキャップを持っている各種障害者も参画できる社会の実現に向けて、
現役時代並みの汗をかいてほしいものだ。