
そーいやティム・バートン版「バットマン」って、当時のアメリカの興行記録を塗り替えまくったよな。
土曜日のパナソニックスタジアム吹田での疲れを引きずったまま、
日曜日は朝から梅田に赴き、TOHOシネマズ梅田へ。
午前中はTOHOシネマズ梅田本館の1番スクリーンで、
鴨志田一原作のライトノベル「青春ブタ野郎」シリーズの劇場版、
「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を鑑賞。
昨年秋にプレミアムシアターにリニューアルし、ヴィヴオーディオのスピーカーシステムを残しつつ、
音響技師の顔も持つラブ・サイコデリコのギター担当・ナオキ監修による音響調整で、
10万分の1秒の音の伝達にこだわりを見せた感があった。
一時期TVシリーズ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」にハマっていたワタクシにとっては、
最高の音響空間で観たこの作品が最高の副菜でした。
この冬には”ロリ麻衣”が主人公の新作が公開されるしね。
で、本題はここから。
丁度、TOHOシネマズではシネマイレージ3DAYSとして、
シネマイレージ会員は1300円でご覧になれることもあり、
旧梅田スカラ座の2階席を無理やり分館化したスクリーンで、「ザ・フラッシュ」(吹替)を鑑賞。
ワーナーブラザーズ映画のフランチャイズであるDCコミックスにおいて、
ヴィラン軍隊「スーサイド・スクワッド」と双璧をなす、ヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」ユニバースの新作。
今回の主人公は、普段は科捜研の研究員として働いている”超音速ヒーロー”フラッシュことバリー・アレン。
そのバリー・アレンは、母親殺害の疑いをかけられ服役中の父親を救うために、科捜研の研究員になった。
科捜研の捜査技術を使って、自分の無実を証明しようとしたんですが、
その研究過程で、偶然にも稲妻を体に浴びて感電したことで、音速の能力を得て、フラッシュへ。
今では「ジャスティス・リーグ」の一員として、バットマンことブルース・ウェインと共に戦っている。
ある日、バリーは新聞記者の女性からの助言を機に、あの惨劇が起こった自分の生家を訪れ、
あの惨劇のもとを断てば、裕福に過ごしていたはずだと、
音速能力で過去にさかのぼり、過去を改ざんしたことで悲劇が起こることに。
そう、過去をいじったことで、「ジャスティス・リーグ」が存在しない世界に。
ワンダーウーマンもアクアマンもサイボーグもいない、スーパーマンではなくスーパーガールが現れ、
そして、ブルース・ウェインは、隠居の身。
一体どーすんのさ!
フラッシュが現実世界だけでなく、過去にも行き、縦横無尽の活躍を見せるという、
ま~何もかもぶっ飛んだ映画でしたね。
フラッシュを演じたエズラ・ミラーのテンパりキャラも、映画に箔を与えており、
バリー・アレンも、カル・エル、ブルース・ウェインと似たような境遇で育ったなと感じさせました。
そして、何より驚いたのが、マイケル・キートンが約30年ぶりにブルース・ウェイン役でDCユニバースに帰還。
ティム・バートン版「バットマン」は、原色をふんだんに取り入れた作品と斬新な描写で、
当時のアメリカの興行記録を次々と塗り替えた・・・んですが、
日本では宣伝でのインパクトが強すぎてパッとしなかったんだよね。
個人的には、ティム・バートンが生みだした作品のクオリティが高いことと、
マイケル・キートンと、ジョーカーを演じたジャック・ニコルソンの演技合戦がインパクトに残ったがね。
そのマイケル・キートンが、別のアメコミ映画でのヴィラン役を経て、
バットマンとしてDCユニバースに帰還したことがうれしかったわ。
更には、結末で驚きの展開もあるけど、ここでは控えておくが、
様々なDCユニバースの映画を楽しんできたファンにとっては、結構おいしい作品になったと。
早く「ジャスティス・リーグ」の新作が観たいわ。