
心に傷を負った少年少女たちの青春群像劇。
もう6月なのに、春アニメの話を。
今回は「青のオーケストラ」(NHK Eテレ)。
少年サンデー編集部の漫画配信サイト、裏サンデー(小学館)で連載中の阿久井真原作の同名漫画がアニメ化。
アニメーション制作は世界名作劇場シリーズや「ちびまる子ちゃん」で知られる日本アニメーション。
「暗殺教室」「結城友奈は勇者である」の岸誠二が監督を務め、
青春ものには定評のある柿原優子がシリーズ構成を担当。
何でここまでズルズル引きずったかというと、
①裏番組が「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。
②dアニメストアで見ようとタカくくったものの、今日までずるずる引きずったまま。
ですね。
このまま見なかったことにしようとするわけには行かなかったことと、
丁度、3日と4日、第1話から第8話までイッキ見再放送ののち、
その後に放送される第9話につなげるということで、視聴しました。
後悔する前にイク!イキます!
世界的なバイオリニストである父からバイオリンの英才教育を叩きこまれたが、
ある理由でバイオリンから離れた青野一(CV:千葉翔也)。
それ故、運動音痴で、体育の授業でよく鼻血を出す。
ある日、一は校舎のある部屋から、下手糞で耳障りなバイオリンの音を耳にし、それがやたら気になり、
それはまた鼻血を出して保健室に運び込まれたとき、その正体が。
それは保健室でよくバイオリンを弾いている秋音律子(CV:加隈亜衣)だった。
(そのファーストコンタクトがね・・・)
一も律子も心に何らかの傷を抱え、高校進学を機にトラウマを乗り越えようと必死な姿が描かれ、
とてもエッジが効いていて、「のだめカンタービレ」や「四月は君の嘘」と差別化を図っている。
NHKとNHKエンタープライズが製作なのに、
dアニメストア、FOD、Hulu、ディズニープラスなどの動画サブスクサービスでも配信されていて、
NHKオンデマンドや(TVer的役割の)NHKプラスで配信されていないよな。
公共放送でもアニメコンテンツは赤字か!
あ、NHK Eテレのアニメで、クラシックを題材にしたと言ったら、「クラシカロイド」を思い出すな。
「青のオーケストラ」にベトさんモツさんが乱入したらまずいことになるで!