
来場の際は各クラブHPの「観戦マナー・ルール」を事前によく読みましょう!
昨年、ホームスタジアムである愛鷹広域公園多目的競技場の照明設備をLEDに全部更新したことで、
Jリーグ退会危機を脱したアスルクラロ沼津。
だが、今のスタジアムスペックはJ3で精いっぱい。
キャパ1万人だが、Jリーグでは原則として芝生席はカウントされず、
Jリーグからの公式ではメインスタンドの5056席のみ、即ち、J2基準に合ってない。
早急に芝生席であるバックスタンドとサイドスタンドを、コンクリートで固めて、
立見席ではなく、1人1人座れる個別席にして改修した方が無難に済むのですが、
いかんせん、地方クラブ故、スポンサー獲得が難しい。
静岡県沼津市を舞台にした「ラブライブ!サンシャイン!!」効果で、
バンダイナムコフィルムワークス(サンライズ事業部門、映像ソフト部門)と、
”スクフェス2”の運営会社であるブシモ(ブシロードのアプリゲーム部門)という、
強力な後ろ盾が付いたんですが・・・
そんな中で起こった、ビジターゴール裏での観客転落事故。
ワタクシが申すには、サポーターに非がある。
アスルクラロ沼津をはじめとするJリーグ加盟クラブには、試合を円滑に運営するために、
「Jリーグ統一禁止事項」
「Jリーグ共通観戦マナー&ルール」
「試合運営管理規程」
に加え、各クラブごとの「観戦マナー&ルール」を遵守することが義務付けられており、
この日のホーム側であるアスルクラロ沼津にも、「観戦マナー&ルール」が設定され、
これは公式サイトにも記載されていて、この中の注意事項に、
●フェンス、手すりに腰掛けたり、またがったりすること
●フェンス、手すりから身を乗り出しての観戦、応援
●フェンス、手すりに足を掛けたり、足を出したりすること
が記載されている。
ホーム側のアスルクラロ沼津のサポーターだけでなく、チケットを入手した観客全員、
来場前にホームクラブの公式サイトにある「観戦マナー&ルール」をよく読んでから来ることなのに、
こんな事故が起こっちゃったのだから、これは愛媛FCのサポーターが悪いなと断罪しても可笑しくない。
アスルクラロ沼津からしたら、1年365日を通じて賑わっている、
コミュニティスタジアム化に一歩進んだとちゃうのかな。
バックスタンドとサイドスタンドの改修工事で、安全かつ快適に観戦できるうえに、
様々な催し物にも対応できるだけでなく、防災拠点としても活用できるようにと。
同じ3日に行われた、ヴァンフォーレ甲府vsいわきFCでも、
いわきFCの一部フーリガンによる不適切なヤジで、
ヴァンフォーレ甲府FW三平和司と口論になり、不穏な空気にさせたこともあったので、
チケットを入手した観客はね、
来場前にホームクラブの公式サイトにある「観戦マナー&ルール」によく目を通す事やね。
Jリーグが今年30周年を迎え、「よっしゃいこ」を掲げており、
Jリーグで事故・騒動は起こさない。
「安全・快適なスタジアム」のため、これ大事。