モグリ医モノ、「Get Ready!」の二の舞になりかねねぇわ。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

モグリ医モノ、「Get Ready!」の二の舞になりかねねぇわ。

日テレ系4月期”土10”枠「Dr.チョコレート」が22日より始まった。

 

 

2月、業界騒然のニュースが飛び込んだ。

 

坂口健太郎、4月期と7月期の日テレ系連続ドラマ2クール連続主演。

 

1人の俳優が2クール以上連続主演は他局をまたいでやることが多いが、

同じ局系列の全国ネットで、2クール連続主演は異例中の異例。

今回は4月期の”土10”枠で、10歳の天才少女とタッグを組む右手が義手の元医者を演じ、

系列局の読売テレビが製作する7月期の”日10”枠で、凶悪犯罪に立ち向かう刑事を演じるとのこと。

 

まずは”土10”枠の「Dr.チョコレート」から。

”日10”枠で放送された「あなたの番です」と「真犯人フラグ」で、ネット上で考察合戦が展開されるなど、

SNS戦略が功を奏した秋元康が企画・原案を担当したオリジナル作品。

見てみたら、ツッコミたくなる内容やったわ。

 

2年前、突如としてシンガポールに現れた天才外科医「Dr.チョコレート」。

どんなに難しい手術でも、相手が誰であれ必ず成功させる。

ただし、メスを執る条件は3つ。

現金1億円、秘密保持契約書へのサイン、そして、相応のチョコレートを用意すること。

勝利の法廷式やわ。

全てが謎のベールに包まれているが、メンバーの1人は右手が義手と。

 

シンガポールから成田に向かう飛行機に乗った野田哲也(坂口健太郎)と、

彼が保護者になっている少女、寺島唯(白山乃愛)は、

乱気流に巻き込まれたショックで意識朦朧になった副操縦士を助けてしまう。

ありあわせの道具でオペを敢行して。

 

そう、寺島唯こそが、10歳にして天才的なオペスキルを持つ「Dr.チョコレート」で、

哲也は彼女の助手なのだ。

天才的な医師だった唯の両親は、夫婦が壊れるときの前に何者かの手により殺害され、

研修医として医学を学んでいた哲也は唯の両親を殺害した黒幕を調べている最中に右手を失った。

 

帰国後、早速、クライアントから依頼が来て、哲也と唯は早々にメンバーをスカウティング。

無論、哲也と唯に医師免許なんて持っていない、いわば、闇医者なのだ。

そこで集められたメンバーは、

オペ看護師のうなぎ(斉藤由貴)

麻酔科医の残高(小澤征悦)

臨床工学技士のギルベルト(葵わかな)

臨床検査技師の出川(古川雄大)

オペ看護師の足湯(鈴木紗理奈)

放射線技師のお笑い(前田旺志郎)

とワケありのメンツばかり。

そんな中で、執刀することに。

 

何だかこの設定、前クールのTBS系”日9”枠「Get Ready!」と被っているよな。

闇医者モノ、メンバー全員がワケあり、常に警察がマーク。

それってパクリじゃないですか?

秋元康に「プライドはないのか?!」とツッコみたくなるわ。

48グループや、坂グループの全ての曲の作詞を手掛けているバイタリティあんのに、

アルツハイマー?そこまで頭回らなくなったの?

「Get Ready!」も視聴率、TVerの視聴回数で苦戦していたみたいやし。

 

役者の面で観たら、白山乃愛がかわいい!

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だが、情熱はあるので、日本統一級の大化けするかもな。