福田雄一が吹き替え版のスタッフから外した理由がよく分かった「シャザム!2」
”森保ジャパン”の試合を観に有給休暇を取った28日。
長居公園に赴く前に、梅田ブルク7に赴き、「シャザム!神々の怒り」(字幕版)を鑑賞。
時間的余裕を計算したら、ここしかなかったし、
火曜日(と木曜日)はティ・ジョイのネット会員・キネゾーメンバーデーということで1300円で鑑賞。
2019年に公開され、里親に預けられている孤児6人が、神の力を得てスーパーヒーローになるという、
体は大人、心は子供の、DCが生んだ、破天荒ヒーロー・シャザム。
昨年、同じ「シャザム!」の呪文を唱えるアンチヒーロー、ブラック・アダムが登場し、
いよいよ本命再登場となりましたが、
今回は神々の娘たちが人間たちに牙をむき始め、地上界に降臨し、フィラデルフィアを混乱に陥れます。
あんまり多くは語りませんが、
今回は神の娘たちが下界に降臨し人間に復讐します。
しかも強力なモンスターの大群を引き連れて。
前作同様、ハチャメチャな展開になるんですが、後半がかなりシリアス。
いわば、前作で吹き替え版の構成台本と演出を担当した福田雄一を、
あえて吹き替え版のスタッフから外した理由がよくわかる続編でした。
前作の吹き替え版、コメディ作品を得意とした半面、アンチが多い福田雄一を演出に起用したことが、
DCユニバースの雰囲気を台無しにしたと顰蹙を買い、
今回も福田雄一が演出を担当するかと思ったら、スタッフから外れた。
アメコミ映画ファンの声が反映されたかと思ったら、
この「シャザム!2」を見て、こんなにジ~ンとさせる展開じゃ、福田雄一の出る幕はねぇなと。
妥当な評価。