
夫婦もの×「ルパンの娘」=「忍者に結婚は難しい」
フジテレビ系”木10”枠では久々の夫婦ものとなる、「忍者に結婚は難しい」が5日に始まった。
このドラマは、”木10”枠で放送され、映画化もされた「ルパンの娘」で知られる、
横関大の小説(講談社・単行本※昨年6月に刊行)が原作で、
第10回静岡書店大賞(小説部門)を受賞したことが記憶に新しい。
女優としての研鑽を積んできた菜々緒が、初の連ドラ主演を務め、鈴木伸之と夫婦になるんですが・・・
この夫婦、ワケありなんです。
妻が甲賀忍者の一族の育ちで、夫が伊賀忍者の一族の育ち。
いわば、日本の歴史を裏で動かしてきた、敵対する忍者同士だけど、双方互いに秘密が知られていない。
薬剤師の妻・草刈蛍(菜々緒)と、郵便配達員の夫・草刈悟郎(鈴木伸之)。
結婚して2年半経過して、互いの関係がギクシャクし、離婚の危機に。
第1話を見て、同じ”木10”枠の作品である「最高の離婚」と「知ってるワイフ」に、
「ルパンの娘」を織り込んだ格好で、
菜々緒の抜群なスタイルを活かしたアクションと、鈴木伸之のアクの強いダメ夫ぶり。
そしてクセがスゴいサブキャラ勢と強烈。
これをただの忍者コメディかと思ったら大間違い。
忍術に詳しく、忍術に関する書籍を多く執筆している、
三重大学人文学部の山田雄司教授が忍術監修を務めており、
甲賀と伊賀の忍術バトルを色濃く出しているんだよね。
笑いを取るより、忍術を楽しめってか?!