決勝戦は90分ガチンコで!
何もかも初物尽くしとなったFIFAワールドカップ(TM)カタール2022も、
残すはこの後行われる3位決定戦と、明日深夜に行われる決勝戦を残すのみとなった。
この1カ月間、何もかもアンビリーバボーやったわ。
で、今回の決勝戦の顔合わせは、
アルゼンチン(FIFAランキング3位)☆☆
×
フランス(FIFAランキング4位)☆☆
(FIFAランキングは10月6日発表時点)
共にFIFAワールドカップ(TM)を2度制しており、フランスは前回のロシア大会に続く連覇がかかっている。
アルゼンチン代表は、FWリオネル・メッシに注目。
ディエゴ・マラドーナの後継者になって16年。
高速ドリブルを武器に、長年FCバルセロナのエースに君臨し、数々のタイトルをもらたしたが、
サラリーの面で折り合いがつかず、2021年夏にパリ・サンジェルマンに電撃移籍。
環境を変えた効果は、代表でのパフォーマンス向上につながった。
パリ行きを決める前、2021年に開催されたCONMEBOLコパ・アメリカで、アルゼンチン代表を優勝に導き、
「バルサでしか輝かないメッシ」のイメージを払拭させたことも大きい。
あと、代表の同僚も、メッシを慕う面々が多く、
特にFWフリアン・アルバレスは、少年の頃からメッシに憧れており、
準決勝vsクロアチア戦では、メッシのお膳立てもあり、2ゴールを決めてくれた。
憧れの存在と2トップを組む、何てエモいでしょうか。
メッシの為にも、FIFAワールドカップ(TM)トロフィーをもたらしてほしいわ。
一方のフランスは、前回のロシア大会に続く連覇を目指しており、
前回の優勝監督であるディディエ・デシャンが続投の上、ハードワークが進化しており、
FIFAワールドカップ(TM)トロフィーをもたらした、
オリヴィエ・ジルーとアントワーヌ・グリーズマンの”GG砲”は、グリーズマンをトップ下にコンバートしたことで、
破壊力は鳴りを潜めたが、ジルーとキリアン・エムバペの爆発力を引き出している。
特にキリアン・エムバペは、この4年間でリーグ・アンの得点王に4年連続で輝いており、
ピッチに君臨する、正真正銘のバケモノに成長したと言っても過言ではない。
爆発力のある攻撃に目が行きがちですが、90分フルに走り回る選手たちのハードワークも見もので、
決勝戦までの6試合、90分で決着していることは、選手たちのハードワークの賜物。
(ただ、グループリーグ第3節で、チュニジアに敗北を喫したことは痛い!)
連覇を狙っているフランスですが、今月中旬以降にインフルエンザ性の体調不良者が続出しており、
それが主力に及ぶと連覇に黄信号がともるでしょうね。
個人的には、前回の決勝戦の様に、90分で決着をつける”明るいサッカー”を見せてほしい。
テクニックの応酬、激しい消耗戦、ブック覚悟のデュエル合戦・・・
相手チームの消耗を促進させる目的での、延長戦やPK戦に持ち込むことを良しとせず、
先に相手チームに失点を喫させ、点差をつけて勝利を目指す。
明るく、楽しく、激しい、K点を越えた戦いを、カタールの地で見せてほしいものだ。
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