一皮むけたメッシvs”負けない”ファン・ハール。矛vs盾決戦実現。
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
ノックアウトトーナメント・ラウンド16
(ライヤーン=カタール)
アルゼンチン(3位) 2<1-1/1-0>1 オーストラリア(38位)
前半35分<アルゼンチン>メッシ
後半12分<アルゼンチン>アルバレス
後半32分<オーストラリア>オウンゴール
かつてリオネル・メッシは、バルセロナ在籍時、多くのタイトルを手にしたが、
代表としてのタイトルは手にすることができなかった、どころか、代表で輝かなかったイメージが強かったが、
2021年、コンメボル・コパ・アメリカ(南米選手権)でアルゼンチン代表を優勝に導き、呪縛を解いた。
南米一のタイトルをひっさげ、カタール入りしたアルゼンチン代表は、苦戦続きならがもグループリーグを突破し、
ノックアウトトーナメントにコマを進めた。
初戦は、過去最多3ヶ国がコマを進めたアジア勢の先陣を切り、オーストラリア。
試合内容の方は、FWメッシが一皮むけたプレーとキャプテンシーで周囲を鼓舞し、
中央を固めたオーストラリアを、外堀から攻める形をとり、FWメッシが技術力の高いシュートで先制。
その勢いは後半も持続し、オーストラリアを圧倒。
ただ、オウンゴールを献上したのはいただけないな。
◆
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
ノックアウトトーナメント・ラウンド16
(ハリファ=カタール)
オランダ(8位) 3<2-0/1-1>1 アメリカ(16位)
前半10分<オランダ>デパイ
前半45分+1分<オランダ>ブリント
後半31分<アメリカ>ライト
後半36分<オランダ>ダンフリース
アルゼンチンの前に行われたこの試合、ファン・ハールの”負けない”サッカーが展開されたね。
アメリカの圧のあるプレスを掻い潜り、FWデパイが先制。
全体から見て、オランダが主導権を握り、アメリカはカウンター頼み。
だが、”負けない”サッカーは、守備的なイメージが強いが、相手のゴールを0に押さえれば負けない。
後半にアメリカがゴールを決めても、ファン・ハールは想定の範囲内。
2アシストを決めている右サイドのMFダンフリースがフリーの機会を得て追加点を決め勝負あり。
1-0で勝つことを前提にしたチーム作りが功を制したし、
ハムストリング負傷で招集が危ぶまれていたFWデパイを招集したのも、ファン・ハールが信頼している証拠。
準々決勝では、最強の矛・メッシ擁するアルゼンチンと対戦することになり、
”負けない”サッカーという盾を持つファン・ハール・オレンジとの、”ほこたて”対決になるな。
◆今日のひとこと◆
デパイ、ヤバいっす。
中出しよりヤバくて、デヨング、デるっ!
※( )内順位は10月6日発表時点でのFIFAランキング
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