これでベスト16が出そろった。仁義なきノックアウトトーナメントが始まる!
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(ドーハ=カタール)
セルビア(21位) 2<2-2/0-1>3 スイス(15位)
前半20分<スイス>シャキリ
前半26分<セルビア>ミトロビッチ
前半35分<セルビア>ブラホビッチ
前半44分<スイス>エンボロ
後半3分<スイス>フロイラー
名古屋グランパスにとってはレジェンドの”ピクシー”ドラガン・ストイコビッチが率いるセルビア。
名古屋グランパスを指揮していた時代に、J1優勝に導き、指揮官として箔が付いたことで、
念願の母国セルビア代表を率いることに。
今大会に召集したメンバーはMFミリンコビッチサビッチを筆頭に、
イタリア・セリエAで活躍するメンバーを中心に編成。
2大会連続、地区予選で姿を消したイタリア代表の分まで頑張るといき込んだんですが、
今大会のセルビア、ブラジルに完封負けの後、カメルーンとのシーソーゲームの末、引き分けていいとこなし。
望みをつなぐスイス戦に挑んだものの、後味の悪い試合やったわ。
スイスに先制を許した後、前線の2トップにボールを集める作戦をとったことで逆転に成功するんですが、
これも長続きせず、前半終了間際に同点弾を献上し、後半開始早々にスイスに逆転され、
セルビア代表、焦りが見え、精彩を欠き、試合終了間際に乱闘騒ぎまで起こしてしまう始末。
”ピクシー”は、自分の現役時代みたいに、選手に乱闘の仕方まで教えたのか?と勘繰ったわ。
青写真を描く事、展開を考える事を放棄すると、全てが幼稚になるとな。
ワタクシの持論として、(攻撃的MFやFWとかの)アタッカー出身の監督は攻撃的なチームを作りたがる。
なぜなら、楽がしたいから。
人間は楽をしたいから、たくさん点を取って、セーフティリードを取って逃げ切り勝ちを図るのが目的。
サッカーは対戦相手を0点に抑えれば絶対に負けない。
理想の監督像としては、10対9で大勝するより、1対0で勝つこと。
それを前提にしたチーム作りこそが、常勝チームへの近道。
ストイコビッチ監督は、失敗した今大会の反省を、
UEFA EURO(TM)や、UEFAネーションズリーグに活かしてほしい。
野村克也曰く、「『失敗』と書いて、『せいちょう(成長)』と読む」。
”ピクシー・セルビア”は、まだ成長途中だから、諦めないで!
◆12月2日(金)のその他の試合◆
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(ルサイル=カタール)
カメルーン(43位) 1<0-0/1-0>0 ブラジル(1位)
後半45分+2分<カメルーン>アブバカル
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(アル・ライヤーン=カタール)
韓国(28位) 2<1-1/1-0>1 ポルトガル(9位)
前半5分<ポルトガル>ホルタ
前半27分<韓国>キム・ヨングォン
後半46分+1分<韓国>ファン・ヒチャン
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(アル・ワクラ=カタール)
ガーナ(61位) 0<0-0/0-2>2 ウルグアイ(14位)
前半26分<ウルグアイ>アラスカエタ
前半32分<ウルグアイ>アラスカエタ
これにより、グループリーグ全日程終了。
初物尽くしで、世界に衝撃を与えた大番狂わせ続出したことが印象に残る。
で、決勝トーナメントの組み合わせは以下の通り。
面白い山が出来たな。
日本の決勝トーナメント初戦は、FIFAワールドカップ(TM)で1分1敗と分が悪いクロアチア。
その次の準々決勝では、韓国と当たり、FIFAワールドカップ(TM)史上初の日韓戦になる可能性もあるし、
準決勝では、1998年のフランス大会で一撃で撃沈されたアルゼンチンと当たる可能性があるもんな~。
”森保ジャパン”よ、あんまりイキがっちゃいかんよ。
※( )内順位は10月6日発表時点でのFIFAランキング
◆今日のひとこと◆
グループリーグ、大番狂わせ続出で、OH!MY GOD!
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