最終的に判断するのは人間。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

最終的に判断するのは人間。

 

日本がスペインに大金星を挙げ一夜が明けた。

世間では、日本が逆転したMF田中碧のゴールが、

1986年のメキシコ大会における、ディエゴ・マラドーナの”神の手ゴール”級の、

”疑惑のゴール”として物議を醸しだしておりますが、

これを受け、大会を主催するFIFA(国際サッカー連盟)が日本時間の本日早朝、公式ツイッターで声明を発表。

問題シーンの映像付きで。

 

基本、サッカーのルールでは、ボールが白線に少しでも入っていたらピッチに入っているとみなされ、

MF三苫薫がクロスを上げた時点で、ボールは白線に入っていることが証明された。

また、今回使用したボールにも注目が。

今大会、FIFA公式パートナーのアディダスが提供したボール「アル・リフラ」には、

前回のロシア大会で使用されたボール「テルスター18」でも導入された、

ボールの表面にナノチップを埋め込んだだけでなく、

ボールの中心部に500Hzの慣性計測装置センサーが取り付けられ、

不明瞭なタッチの検出と、ビデオアシスタントレフェリーの判断の質向上に役立てられており、

検出された結果、ミリ単位でラインにふれていると判定され、ゴールが認められたとのこと。

 

ビデオアシスタントレフェリーの導入。

複数のカメラによるインゴール判定。

ベンチへの通信機器持ち込み解禁。

そして、AIによるオフサイド判定に、ハイテクボール。

サッカーにあれだけテクノロジーが導入され、公平なジャッジのサポートをしてくれるのはありがたいが、

このテクノロジーが、かえって害にならなければいいのですが・・・

 

最終的な判断を下すのは人間。

主審は「俺がルールブックだ!」と威張ってこそだ。