最終的に判断するのは人間。
Japan’s second goal in their 2-1 win over Spain was checked by VAR to determine if the ball had gone out of play.
— FIFA.com (@FIFAcom) December 2, 2022
The video match officials used the goal line camera images to check if the ball was still partially on the line or not. pic.twitter.com/RhN8meei6Q
日本がスペインに大金星を挙げ一夜が明けた。
世間では、日本が逆転したMF田中碧のゴールが、
1986年のメキシコ大会における、ディエゴ・マラドーナの”神の手ゴール”級の、
”疑惑のゴール”として物議を醸しだしておりますが、
これを受け、大会を主催するFIFA(国際サッカー連盟)が日本時間の本日早朝、公式ツイッターで声明を発表。
問題シーンの映像付きで。
基本、サッカーのルールでは、ボールが白線に少しでも入っていたらピッチに入っているとみなされ、
MF三苫薫がクロスを上げた時点で、ボールは白線に入っていることが証明された。
また、今回使用したボールにも注目が。
今大会、FIFA公式パートナーのアディダスが提供したボール「アル・リフラ」には、
前回のロシア大会で使用されたボール「テルスター18」でも導入された、
ボールの表面にナノチップを埋め込んだだけでなく、
ボールの中心部に500Hzの慣性計測装置センサーが取り付けられ、
不明瞭なタッチの検出と、ビデオアシスタントレフェリーの判断の質向上に役立てられており、
検出された結果、ミリ単位でラインにふれていると判定され、ゴールが認められたとのこと。
ビデオアシスタントレフェリーの導入。
複数のカメラによるインゴール判定。
ベンチへの通信機器持ち込み解禁。
そして、AIによるオフサイド判定に、ハイテクボール。
サッカーにあれだけテクノロジーが導入され、公平なジャッジのサポートをしてくれるのはありがたいが、
このテクノロジーが、かえって害にならなければいいのですが・・・
最終的な判断を下すのは人間。
主審は「俺がルールブックだ!」と威張ってこそだ。