FIFAはなぜ英国4地域の分割出場が許されているのかがわかる試合。
29日はいかにも平和な試合が。
湾岸戦争をきっかけに冷戦が続いていたアメリカとイランの対戦は、平和なムードで行われました。
結局アメリカが勝ったけどね。
後味スッキリとな。
で、ここから本題。
もう一つの平和な試合を。
初物尽くしのカタール大会で、またしてもFIFAワールドカップ(TM)史上初、大英帝国同士の対決を。
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(ライヤーン=カタール)
ウェールズ(19位) 0<0-0/0-3>3 イングランド(5位)
後半5分<イングランド>ラッシュフォード
後半6分<イングランド>フォーデン
後半23分<イングランド>ラッシュフォード
片や7大会連続16回目の出場となるイングランド。
片や1958年以来64年ぶり2度目の出場となるウェールズ。
共に大英帝国に属し、FIFAの規定では「1ヶ国につき1協会のみがメンバーとして認められる」ですが、
1863年>イングランドサッカー協会(別名:FA)設立
1873年>スコットランドサッカー協会設立
1876年>ウェールズサッカー協会設立
1880年>アイルランドサッカー協会設立
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1904年>国際サッカー連盟(FIFA)設立
歴史的背景と、イングランドがアソシエーション式フットボール(略して「サッカー」)の母国であることから、
大英帝国4地域を「特例」として認められている。
そうゆう経緯から、FIFAは、一定の自治が成されていれば一代表として認めており、
中国を例に挙げると、中国、台湾、香港、マカオでの分割出場が認められているんだよね。
運命的なめぐり合わせで実現した、”大英帝国ダービー”ですが、
イングランドの経験の豊富さがモノを言った試合でしたね。
後半にギアを入れ、前がかりに攻めまくって、3ゴールとフルボッコ。
”赤い悪魔”の超新星、FWラッシュフォードが先発起用に応えたかのように、2ゴール稼ぎ出してくれました。
エースのFWベイルが奮闘しても、ウェールズは64年ぶりの本大会で”おのぼりさん”気分が抜けず、
1勝も勝利できずグループリーグ敗退。
1勝でも挙げて、レジェンドの”天使の左”、ライアン・ギグスにいい報告をしたかったのに・・・
◆11月29日(火)のそのほかの試合◆
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(アルトゥママ=カタール)
イラン(20位) 0<0-1/0-0>1 アメリカ(16位)
前半38分<アメリカ>プリシッチ
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(ハリファ=カタール)
エクアドル(44位) 1<0-1/1-1>2 セネガル(18位)
前半44分<セネガル>サール※PK
後半22分<エクアドル>カイセド
後半25分<セネガル>クリバリ
FIFAワールドカップ(TM)カタール2022
グループリーグ第3節
(アルベイト=カタール)
オランダ(8位) 2<1-0/1-0>0 カタール(50位)
前半26分<オランダ>ガクポ
後半4分<オランダ>デ・ヨング
◆今日のひとこと◆
カタール、跡形もなく消えサール。
グループリーグ、1勝もできず、恥ずかしガール。
※( )内順位は10月6日発表時点でのFIFAランキング
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