この「あたおか」映画、実話だと思うとぶっ飛んじゃう。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

この「あたおか」映画、実話だと思うとぶっ飛んじゃう。

【閲覧注意】

この記事は、「”それ”がいる森」の内容に触れる記述が含まれており、

未見の方は、後日映画を観てから読むように!

 

日曜日はド早朝から行動。

(っていうか、ここ最近、ド早朝のパターン多くない?)

心斎橋パルコにあるイオンシネマシアタス心斎橋へ。

そこで相葉雅紀主演の「”それ”がいる森」を鑑賞。

 

 

 

 

2020年に公開された「事故物件 怖い間取り」で、

興行収入10億円越え&観客動員100万人越えを果たした中田秀夫監督が、

「事故物件」で脚本を手掛けたブラジリィー・アン・山田と再びタッグを組んで放つ最新作。

実際に存在する、ある森での、ある得体の知れない”それ”に遭遇してしまった人々が感じた恐怖を、

相葉雅紀を主演に迎えて放つ、中田秀夫監督曰く「怖ポップ」な作品。

その”それ”の正体を見て、M・ナイト・シャマランの「サイン」か!とツッコんじゃったわ。

 

福島県某所。

田舎町で農業を営む田中淳一(相葉雅紀)を、

元妻・赤井爽子(江口のりこ)と暮らす小学生の息子・一也(上原剣心)が東京から訪ねてきて、

父子はしばらく共に暮らすことになる。

その頃、近くの森で相次いで行方不明者が出ており、住民は野生の熊の仕業と信じ込んでいたが、

森の中で見た、温かみのある何かの痕跡と、ビニールハウスで発見した何かの粘液から、

淳一はそれは野生の熊ではなく、想像を絶する何かが森に潜伏していると感じていた。

 

もう鑑賞しているワタクシも「あたおか」になりそうな・・・っていうか、

いかにも「あたおか」すぎるくらいのトンデモ映画やろ!ってツッコんじゃったわ。

しかも、これが福島県内で実際に目撃された”それ”の事例を題材にしており、

エンドロールで”元ネタ”が公開されたと来たら、そりゃ納得するわと。

SF・オカルト雑誌の「ムー」の手助けがあったからこその映画やわ。

 

この映画では、親子の絆も描かれており、

映画に限らず、どのコンテンツにも言える事だが、

単なるトンデモ映画ではなく、「社会がないと、物語が成り立たない」ことを思い知らされたわ。

ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」がいい例やわ。