ソニー商品の宣伝モロ入り。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

ソニー商品の宣伝モロ入り。

21日。

この日の大阪は早朝に雨が降って、日中晴れている。

なのに、ミナミまでダブルヘッダー敢行。

 

1本目は心斎橋パルコにあるイオンシネマシアタス心斎橋で、橋本環奈主演の「バイオレンスアクション」を。

 

 

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)のWEB漫画配信サイト・やわらかスピリッツで連載中の、

浅井蓮次と沢田新による同名漫画を原作に、

 

(C)浅井蓮次・沢田新/小学館

 

「おっさんずラブ」「極主夫道」、そして現在放送中の「魔法のリノベ」を手掛けている瑠東東一郎が監督を務めた、

滑稽さと過激さのバランスが取れたアクション映画でしたね。

 

日商簿記2級の合格を目指している専門学校生のケイ(橋本環奈)はもう1つの顔を持っている。

それはバイトでやっている、凄腕の殺し屋。

可愛い外見に似合わねぇ、超人的な身体能力で次々と標的を殺し、目的を遂行する。

学校帰りのバイト先で、いつものように仕事の依頼が。

それは関東最大の広域指定暴力団・伝馬組の三代目組長(佐藤二朗)からの依頼で、

ケイがバスで出会った暴力団の金庫番・テラノ(杉野遥亮)を始末してほしいと。

それが伝馬組の派閥争いに巻き込まれることに・・・

 

キャスト陣のクセのスゴさも圧巻だが、

実写映画版「銀魂」や「シン・ウルトラマン」を手掛けたアクション監督の田渕景也のアイデアが多く取り入れられ、

それが橋本環奈の「凄腕の殺し屋」感を表現していて、

岡田准一主演の「ザ・ファブル」や、北野武監督の「座頭市」に次いでスゴい。

作品が過激さに走るとR-15+指定を受けるが、

運転手のヅラさんを演じる岡村隆史がコメディリリーフとしていい仕事をしているんだよね。

ガス抜き役を務めていることが、この作品の持つ過激さと滑稽さのバランスをとっている。

また鈴鹿央士が、これまでのイメージを覆す演技もクセがスゴい!

 

その一方で頂けない点も。

配給をソニーピクチャーズ(インターナショナル・リリース部門)が務めている関係からか、

ケイが常に持っているBlueToothのヘッドフォンがソニー製。

出演陣のスマートフォンがソニー製のエクスペディア。

ソニー製ゴリ押し感が否めねぇな。