
前編が生存戦略で、後編は存在証明。
日曜日は朝から強行軍で梅田→なんばをダブルヘッダー。
朝8時前に家を出て、地下鉄乗り継いでやってきたのが梅田E-MAの梅田ブルク7。
嵐のライブドキュメンタリーフィルム以来の来訪。
まずここで観た映画は、「劇場版 輪るピングドラム 後編」。
何で梅田ブルク7にしたかというと、当初はなんぱパークスシネマで観ようとしましたが、
この日のなんばパークスシネマでの「劇場版 輪るピングドラム 後編」は、
夕方からの2回とも、池袋グランドシネマサンシャインでの舞台挨拶ライブビューイングが行われるのみで、
この日に限り、通常興行なしにショック。
なので、調べてみたら、梅田ブルク7で早朝とアフタヌーン各1回の通常興行が行われることを知り、
急遽予約を取り付けた次第っす。
幾原邦彦監督が2011年7月期に放送されたTVアニメシリーズを2部作の映画に再生。
前編が高倉3兄弟妹(きょうだい)の生存戦略について綴ったのに対し、
後編は、新キャラクターも登場し、キャラクター各々の存在証明について綴っており、
幾原監督の現在の活動拠点であるラパントラックの下で、新たに加えられたシーンだけでなく、
実写パートも入れたり、作中のアイドルグループ、トリプルHの新ナンバーも入れたりと、
いわば、全くの新作と言っても過言ではない。
キャラクター各々の存在証明にスポットライトを当てたことで、驚きを得たのは言うまでもない。
幾原監督からしたら、10年越しのモヤモヤが吹っ飛んだに違いないでしょうね。
それにしても、梅田ブルク7のドルビーシネマに転用した1番スクリーンを除いた、
他の6スクリーンに設置しているBOSE社製の音響システムが今も現役だってことに驚いた。
JR東西線北新地駅近くの梅田東映会館から、E-MAに移転開場した時からず~っとな。
運営している東映系のティ・ジョイは、日本のシネコン業界で真っ先にデジタル化を推進した会社で、
梅田ブルク7はDLPデジタルプロジェクターに、BOSE社のデジタル音響システムを導入し、
最先端行ってんな~と感じたわ。
あとは、コンセッションのポップコーン、109シネマズのよりコスパ悪すぎ。