川崎フロンターレよ、パリ・サンジェルマンになれ。
エアトリプレゼンツ
パリ・サンジェルマン ジャパンツアー2022
第1戦(国立競技場)
川崎フロンターレ(J1) 1<0-1/1-1>2 パリ・サンジェルマン(リーグ・アン)
前半32分<パリ>メッシ
後半13分<パリ>カリムエンド
後半39分<川崎>山村
ネイマール!
メッシ!
エムバペ!
マルキーニョス!
セルヒオ・ラモス!
欧州主要リーグ屈指の超人軍団、パリ・サンジェルマンが日本に上陸。
超過密スケジュールではあるが、J1リーグの3チームと対戦。
初戦は、昨年のJ1リーグ王者、川崎フロンターレ。
ブラジルから来た”バケモノ”、FWレアンドロ・ダミアンを核に、”鬼プレス”が機能するかに思えたが、
中盤の完成度は、パリ・サンジェルマンの方が上で、
前線の3人とは対照的に、顔ぶれが地味な中盤が賢明な仕事をしてくれたことは不覚!
最後は川崎DF山村の意地の一撃に救われたがな。
J屈指の常勝軍団になった。
神奈川県川崎市の愛されクラブになった。
だが、パリ・サンジェルマンが、全てを凌駕した。
パリ・サンジェルマンだって、かつてはいたって地味なクラブで、
リヨンやマルセイユほどの人気はなかったし、
パリは芸術の都、セレブの街のイメージが強く、サッカーが根付くことは難しかった。
だが、カタール資本になってから、セレブの街にふさわしいサッカークラブに成長した。
今回のパリ・サンジェルマンは、”脱・スター集団”がテーマで、
最強の選手をそろえても、勝たなきゃ意味がないので、最高のサッカークラブを目指すことに。
その点では、川崎フロンターレだって同じ。
かつて、大洋ホエールズ、ロッテオリオンズ、ヴェルディ川崎とプロチームが川崎市に拠点を置くも、
相次いでそっぽを向かれ、川崎市はプロスポーツクラブが根付くのが難しい町の烙印を押された。
富士通川崎サッカー部を起点とする川崎フロンターレは、
”Jリーグバブル”崩壊後、どうやって川崎市に根付くか、試行錯誤を行い、
ユニークな企画を発信し続け、今や川崎市の愛されクラブに成長し、
鬼木達監督が見出した”鬼プレス”の攻撃サッカーで、国内タイトルをバンバンとったので、
あとは、アジア、世界を制するだけだもんな。
ま、言いたいのは、”工業都市のパリ・サンジェルマン”を目指せっちゅうことやな。
あとは、Bリーグの川崎ブレイブサンダース、Vリーグの川崎レッドスピリッツ、
Xリーグの富士通フロンティアーズを、”川崎フロンターレ”に変更し、
川崎市民が参加しやすいスポーツクラブにしてほしいっちゅうことやな。
Jリーグの理念は、サッカーだけじゃなく、市民の”スポーツがしたい!”の声に応えることや。