ホームコメディものへの回帰。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

ホームコメディものへの回帰。

夏アニメ。

今回は「継母の連れ子が元カノだった」(TOKYO MX、MBSなど)

 

 

紙城境介原作、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)で話題沸騰のホームラブコメがアニメ化。

ここまでは見向きもしなかったが、

挿絵担当が、第2シリーズが放送されたばかりの「ありふれた職業で世界最強」のたかやKiと聞いて唸った。

「りゅうおうのおしごと!」「弱キャラ友崎くん」をはじめとするラノベ原作モノを得意とする柳伸亮が監督を務め、

すっかり人気構成作家に上り詰めた赤尾でこがシリーズ構成を担当。

アニメーション制作がプロジェクトNo.9。

 

初っ端から険悪なムード。

少年の名は、伊理戸水斗(CV:下野紘)。

少女の名は、伊理戸結女(CV:日高里菜)。

きょうだいかと思ったら、ほんの数週間前までは、恋人同士だった。

はじまりは結女から水斗に告白し、仲良く過ごすも、次第にすれ違いが多くなり、中学卒業を機に別れた。

ところが、運命の悪戯からか、水斗の父親が再婚することになり、

物心ついたころに母親を亡くしていた水斗は期待していたんですが、

その相手が・・・結女の母親だった。

すなわち、元カレと元カノがひとつ屋根の下で暮らすことになった。

だけでなく、同じ高校に合格し、同じクラスへ。

 

こりゃ最初から険悪なムードになるのは当然やな。

ひとつ屋根の下での”きょうだいライフ”は、一筋縄ではいかぬくらいクセがスゴい。

ラノベのジャンルとしては、異世界転生ものと並ぶくらい鉄板な、

ひとつ屋根の下でのホームコメディもの。

古くは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(伏見つかさ/電撃文庫・KADOKAWA)。

ここ近年だと、

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」(しめさば/角川スニーカー文庫・KADOKAWA)だったり、

「娘じゃなくて私(ママ)が好きなの?!」(望公太/電撃文庫・KADOKAWA)だったりな。

このジャンルならではの、ドキドキ感を与えてほしいわ。

 

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