
深夜にふさわしい「よふかしのうた」
夏アニメ。
今回は「よふかしのうた」(フジテレビ系”ノイタミナ”枠)
駄菓子のことになると変態淑女と化し暴走する枝垂ほたるを生み出した「だがしかし」のコトヤマが、
2019年より週刊少年サンデー(小学館)で連載されている漫画がアニメ化。
(小学館創業100周年記念企画の一環として。)
(C)コトヤマ・小学館
このアニメの主題歌も担当しているCreepy Nutsが、
「オードリーのオールナイトニッポン」10周年記念のために作った曲「よふかしのうた」がきっかけとなり、
不眠症の少年と、吸血鬼の少女による、ボーイ・ミーツ・ガールもので、
見てみたら、初期の”ノイタミナ”を思わせる展開に納得。
「ハチミツとクローバー」とか「のだめカンタービレ」とかな。
これぞ、”ザ・深夜アニメ”ってこっちゃ。
西尾維新<物語>シリーズの板村智之が監督を務め、
数多くの人気アニメを手掛けている横手美智子がシリーズ構成と全話脚本を担当。
(最近映画版も公開されている「からかい上手の高木さん」も担当!)
アニメーション制作がライデンフィルム。
ある出来事が原因で不眠症になり、不登校気味の中学2年生の夜守コウ(CV:佐藤元)は、
初めて夜に誰にも言わずに外に出た。
昼間とは違う世界にワクワクが止まらないコウは、酒類の自販機でビールを買おうとしたところ、
(未成年者の飲酒は、後の人生でツケが回ってくるので絶対ダメ!購入も同様にダメ!)
フード付きコートをまとった美少女・七草ナズナ(CV:雨宮天)に止められてしまう。
これが、彼女との”秘密のよふかし”のはじまりになろうとは。
第1話から、ナズナのオープンスケベなドスケベボディにノックアウトされ、
七草ナズナは、「だがしかし」の枝垂ほたる(巨乳&巨尻の二刀流!)に通じるキャラをぶち込んできたな~と、
コトヤマに感心してしまったわ。
ナズナの容姿に見とれがちだが、内容もよく構築されており、
内容負けしていない作画の作り込みや、背景のクオリティも高い!
「よふかしのうた」はまさに、”ザ・深夜アニメ”!やわ。
”ノイタミナ”の成功をきっかけに、他の在京民放キー局も深夜アニメに力を入れてきたが、まだまだやのぉ。
お宅ら、アニメビジネス、コンテンツビジネスを、ナメとるとちゃいます?
ただ作りゃええってもんじゃねぇんだよFk!