"ジャスティス・リーグ”版とは一味違うスーパーマン像。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

"ジャスティス・リーグ”版とは一味違うスーパーマン像。

NHK総合の日曜23時台は海外ドラマが定着。

(一時ネットフリックスオリジナルドラマシリーズ「火花」が放送されていたがな。)

ワタクシは初めてこの時間帯で見ごたえのあるドラマを見てしまった。

それが、3日よりスタートしたDC TVシリーズ「スーパーマン&ロイス」。

 

 

言わずと知れたDCコミックス発のアメコミヒーローで、

バットマンと並び、強いアメリカの象徴であるスーパーマンことクラーク・ケントが、

記者として働いているデイリープラネットで、ロイス・レインと出会い結婚し、双子の息子を授けるまでに至った、

父親としてのクラーク・ケントに迫ったドラマシリーズです。

まさにスーパーマンが人間臭いヒーローであることを再認識したわ。

 

赤ん坊のときに遠いクリプトン星から地球に送られてきた「鋼鉄の男」スーパーマンことカル=エル。

スーパーパワーを駆使し、長年数々の邪悪な敵と戦い地球の平和を守ってきたが、

普段は真の姿を隠し、デイリープラネットの記者、クラーク・ジョセフ・ケントとして過ごしている。

そんなクラークが、有名なジャーナリスト、ロイス・レインと結婚し、双子の男の子の父親に。

スポーツ万能で明るく人気者のジョナサンと、内向的で精神的に不安定なジョーダン。

息子たちがティーンエイジャーになった時、デイリープラネットが買収され、クラークは失業。

それに続くかのように、義父ジョナサンの死後、女手一つで育てた義母マーサが亡くなった。

葬儀の為に、生まれ育ったスモールヴィルへ行ったケント一家ですが、

息子たちが納屋で事故に遭遇するも何故か無傷。

この一件から、クラークとロイスは息子たちについた”嘘”の真実を打ち明けることに。

 

リチャード・ドナー監督版ではクリストファー・リーヴのイケメンっぷりにほれ込み、

ジャスティス・リーグの世界では、かっこいいスーパーマンスーツに身を包んだヘンリー・カヴィルが強く感じたが、

この「スーパーマン&ロイス」の世界のスーパーマンは、

日夜世界平和の為にヒーロー活動に勤しむ一方で、二人の息子の父親としての葛藤が描かれていてて、

ジャスティス・リーグの世界に盛り込みにくい、映画では描き切れない部分が補完されており、

まさにスーパーマンが人間臭いヒーローであることを再認識してしまった。

もちろん、スーパーマンの活躍も盛り込まれていてて、テレビシリーズでこのアクション。

「鎌倉殿の13人」がコマく見えたわ。

 

第1シリーズは全15話。

話題になれば第2シリーズの放送もあり得るかも。