今更ながら、心斎橋パルコのシアタス心斎橋に行ってきた。
28日の日曜日。
今更ながら昨年11月に復活オープンした心斎橋パルコに行ってきた。
↑御堂筋側入り口。
かつて心斎橋前横断歩道前にあった”先代”の心斎橋パルコは、
渋谷や池袋より規模が小さく、近隣の大丸心斎橋店やそごう大阪店に水をあけられ、
生活雑貨専門店「LoFt」や、パルコのライブハウスブランド「クラブクアトロ」を設置したり、
イシバシ楽器店、フランフランを誘致するなど、当初のパルコとはカラーが大きく異なっていた。
そんな経緯もあってか、2011年9月をもって閉店。
それから、そごうが経営破たんを起こし、西武百貨店傘下に入り、2005年に大阪店を改築するも、
2009年、大丸が770億円で買収し、心斎橋店新館に移行する形で、そごう大阪店は閉店。
大丸心斎橋店本館の改築工事期間中は、そごう大阪店跡の新館が本館的役割を務めた。
そして、大丸心斎橋店本館が竣工し、新館をリノベーションする形で、9年ぶりに心斎橋パルコ帰還。
大丸と松坂屋が経営統合して誕生した大丸松坂屋百貨店とパルコのコラボは、
松坂屋上野店南館を改築したパルコya上野以来2店舗目。
”先代”より売り場面積が大きくなった”新生”心斎橋パルコは、渋谷パルコをモデルに、
若年層向けのファッションブランドを多くそろえ、
地下2階のネオン食堂街には、リーズナブルで個性的な店舗を多くそろえ、
長堀通にあった東急ハンズ心斎橋店が移転したり、無印良品、成城石井、ABCマートが出店したり、
渋谷パルコにもあったサブカルチャーフロアも充実。
パルコギャラリー的役割の展覧会スペースや、スペースパート3的役割の多目的ホールも置かれた。
↑ゴジラのグッズショップがある関係か、地下1階の地下鉄連絡口の前にはゴジラ像が。TM&(C)TOHO
↑13階の御堂筋ダイニングには、五十嵐威暢の手による旧渋谷パルコパート3のネオンサインが。
ワタクシの本来の目的は、イオンシネマ・シアタス心斎橋。
新型コロナウイルスの感染拡大のあおりを受け、オープンがずれにずれ込み、晴れて3月16日にオープン。
ところが、7スクリーンの映画館としてのスペックですが、
想像より下で、1スクリーン当たりのキャパが50席前後。
最上級のグランシアターは高級シートが9席。1ドリンク&おつまみスイーツ付きで4000円。
当初のオープンが大きくずれ込んだ分、感染症対策に力を入れている。
空気清浄機をガンガン稼働。
興行場法とビル管理法に基づく室内換気も強化。
売店エリアには空気触媒加工でウィルスを不活性化。
すべての席にパーテーションを設置。
無論、イオンシネマということで、ワタシアターPLUSの特典が利用でき、
イオンカード会員には入場割引特典がついている。
茨木や大日で入会した方は結構得かもよ。
で、ワタクシが入場したのは6番スクリーン。
スクリーンのスペック全体でいるなら、昨年行ったアップリンク京都を大きくしたようなもの。
天井が低いハンデを相殺したような、映画鑑賞の質を高めようと、創意工夫が施されている。
グランシアターはリクライニング機能が付いた豪華なシートが惹かれるが、
6つの通常スクリーンは、最前列に期間限定で通常料金で利用できる寝そべりコンフォートシート、
最後部にミニテーブルと電動リクライニング機能が付いたハイグレードシートが置かれ、
(ともに、スマホ充電に利用できるUBSコンセントが。)
コトブキヤ製の通常の椅子は、革張りで高級感をだしている。
この日ワタクシは、最前列のコンフォートシートで映画を見たが、
↑最前列から見たスクリーン。天井の低さが気にならない。
このシート、ストレスなく快適に映画が楽しめるんだけど、”童貞殺しカーディガン”並みに危険。