これが野島伸司の現在地。
1月期アニメの話。
日本テレビがアニプレックス、DNドリームパートナーズ(日テレとドコモの共同出資LLP)と共に、
深夜アニメに本腰入れてきたといわれるのが、
数々の衝撃的なドラマを手掛けてきた野島伸司の原案・脚本で放つ、
「ワンダーエッグ・プライオリティ」。
関西では1月18日深夜の読売テレビ”MANPA”枠で放送が開始されますが、
先にdアニメストアで配信されてました(汗)
長年にわたり、軽快なラブストーリーから、トラウマ級の暗い展開まで手掛けてきた野島伸司。
だが、ここ最近の彼は、脚本を手掛けても、
地上波プライム帯で放送するには耐えがたく、避けられる傾向にあり、
その憂さを、小説、漫画原作、ネット配信ドラマで晴らしている。
今回の「ワンダーエッグ・プライオリティ」は、深夜アニメというフィールドに足を踏み入れる格好。
こりゃ深夜アニメにして正解やったと思う作品やったね。
オッドアイが特徴的な14歳の大戸アイ(CV:相川奏多)は、とある事情で中学校を不登校になり、
深夜に黄色のフード付きパーカーと短パン姿で、散歩という名の夜歩きをしている。
それが彼女の日常。
ある日、いつものように深夜の散歩している途中で出会った謎の声に導かれ、
不思議な”エッグ”を手に入れる。
翌日、アイが昨夜の場所に再び向かおうと、玄関のドアを開けると、
どこかの学校の校舎につながっていた上、学校では不気味すぎる光景が。
構内の様子に戸惑い逃げ込んだ女子トイレで、アイは謎の声に促され、”エック”を割ってしまう。
これが野島伸司の現在地と言える作品でしたね。
これがプライム帯ドラマだったら、コンプライアンス的にアウトですね。
「相棒」「コンフィデンスマンJP」の古沢良太が、
昨年放送された「グレートプリテンダー」で深夜アニメの脚本を手掛けたこともあり、
連続ドラマで実績を重ね続けた売れっ子脚本家が、
自身の作風に疑問を持ったり、コンプライアンスで限界を感じたら、
深夜アニメに走る傾向が強くなると思うね。
読売日テレ信者はこの「ワンダーエッグ・プライオリティ」を気にいっているようやね。
他局の深夜アニメをこれでもかと言わんばかりに誹謗・中傷を吐きまくっているから当然か(嘲笑)
何せこいつら、「101回目のプロポーズ」や「高校教師」より、
「家なき子」「星の銀貨」が気に入っているようで、
読売日テレ信者どもは「家なき子」みたいな展開を望んでいるよな(爆笑)