煉獄杏寿郎の壮絶な戦いに涙・・・
土曜日の「那田蜘蛛山編」特別編集版の興奮が冷めないまま、
TOHOシネマズなんばまで「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を鑑賞。
先週、同作品のムビチケオンライン券を購入し、13日火曜日になった瞬間にネット予約。
当初はIMAX版を見たかったんですが、ムビチケオンライン券では鑑賞不可らしく、
18日午前中の回を入手した。
そんで、眠気が残ったまま日曜朝10時前に、TOHOシネマズなんば(なんばマルイ内)へ行き、
チケットを引き替えていざ入場。
(ちなみに18日午前10時の時点で、本館7スクリーン稼働し、夕方の回まで満席やったわ。)
無論、これも。
(C)吾峠呼世晴/集英社
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
多く刷って正解だったジャンプコミックス特別版「煉獄零巻」と、
原作者・吾峠呼世晴書き下ろし塗り絵のセット。
塗り絵には作者からのメッセージがかかれているが、何が書いているかは自腹でチケット買って入手せよ!
この作品は、TVシリーズ”竈門炭次郎 立志編”の最終話とリンクしており、
短期間で乗客40人が行方不明になっている列車”無限列車”に乗車した竈門炭治郎(CV:花江夏樹)一行が
先乗りしていた”鬼殺隊九人の柱”の”炎柱”、煉獄杏寿郎(CV:日野聡)と合流し捜査することに。
早速鬼が2匹現れ、退治したんですが、
これは”十二鬼月 下弦の壱”の魘夢(CV:平川大輔)が仕組んだ罠の始まりに過ぎなかった。
クオリティの高い作画と、7.1chの立体音響をフル活用し、
列車内での出来事と、炭治郎一行の夢の中での出来事が、視覚と聴覚を刺激し、
映像表現の可能性に真っ向から挑んでいたことがわかる。
声優陣では、日野聡のテンションが高かったり、平川大輔がよっぽどイッちゃったもんな。
この”無限列車編”は、煉獄杏寿郎の生い立ちや、
後半部で遭遇する”上弦の参”猗窩座(CV:石田彰)との対決が壮絶過ぎて、
思わず涙腺が緩んでしまったがな。
これは映画にして正解やったと思ったわ。
まさかあんな形で・・・
宮崎駿の一時休業と、高畑勲の逝去でスタジオジブリの勢いに陰りが出て、
そこに雨後の筍の如く、”ポストジブリ”に名乗りを上げたスタジオが続々と出てきた。
ジブリを退社した米林宏昌擁するスタジオポノック。
細田守が立ち上げたスタジオ地図。
新海誠擁するコミックス・ウェーブ・フィルム。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」製作のために庵野秀明が立ち上げたカラー(χαρα)。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が記憶に新しい京都アニメーション。
原作からオリジナルまで幅広く手掛けるP.A.WORKS。
そこに「Fate」シリーズや「鬼滅の刃」で名を轟かせたufotableが割って入った。
「鬼滅の刃」の異様なフィーバーぶりから察すると、
「千と千尋の神隠し」越えが実現しそうな気がするな。
でもな、6月に”一生に一度は映画館でジブリを”企画の一環で、
「千と千尋の神隠し」がリバイバル公開しており、
その分興行収入が加算されているかもな~。