やっぱ綾野剛はアウトローが似合うと感じた「日本で一番悪い奴ら」。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

やっぱ綾野剛はアウトローが似合うと感じた「日本で一番悪い奴ら」。

【はじめに よいこのみなさんへ】

こんかい しょうかいするえいがは

えいりんの えらいおじちゃんたちから

あーる じゅうご ぷらす していの つうちをうけており

じゅうごさいみまんの よいこのみなさんがみるには てきしていないため

このえいがを ごらんになることができません。

ほうりつてきに おっけーなねんれいになってから

でぃーぶいでぃ ぶるーれい おんでまんどはいしんで みましょうね♪

 

 

久々となった「アマゾンプライムビデオの会員見放題で見つけた、ワタクシがチェックし損ねた映画な話。」

今回は綾野剛主演の「日本で一番悪い奴ら」(2016)。

近年は「ひとよ」や「凪待ち」といったヒューマニズムあふれる作品が続いている白石和彌監督ですが、

彼の本領が発揮されているのは、R-15+指定上等!のバイオレンスもの。

「凶悪」とか「孤狼の血」と言った作品で暴力を全面的に押し出し、

今や日本映画界を支える監督に躍り出たんだよね。

今回取り上げた「日本で一番悪い奴ら」は、

2002年に覚醒剤取締法違反でパクられたのを皮切りに、芋づる式に次々と悪事が明らかになった、

北海道警の警部が逮捕されるまでの26年間を、

これでもかと言わんばかりのバイオレンス描写と激ヤバ展開で描きます。

なぜチェックし損ねたかは、後程・・・

 

柔道で鍛えられた力を買われて、北海道警の刑事になった諸星要一(綾野剛)。

先輩の敏腕刑事・村井(ピエール瀧)から、裏社会にいり込んでスパイを作れという助言を受け入れ、

やらせ逮捕、おとり捜査、拳銃購入、覚醒剤密輸といった、コンプライアンス違反に手を染めていく。

 

「仁義なき戦い」に代表される東映実録路線に、にっかつロマンポルノを少々盛り込んだ展開は、

これが日本映画の標準形だと感じさせており、

この日本映画の標準形と言えるこの映画を、チェックし損ねたワタクシの眼力を悔やんでいる。

現在、TVドラマ「MIU 404」で、アッパーな野生のバカを演じている綾野剛が、

この映画では、出世のためなら、不正な捜査方法も辞さない警部を演じており、

「新宿スワン」でのキャバクラのスカウトマン、「白ゆき姫殺人事件」の非道なTVディレクター、

「闇金ウシジマくん」の情報屋、「亜人」のテロリストに代表されるアウトローな役柄がよく似合うんだよね~。

 

あ、この作品、会員見放題では、7月11日までやったわ。