最期まで”笑いの求道者”。
昨夜遅くに志村けん(享年70)が逝去した。
いや、新型コロナウイルスによって殺されたと言いかえた方がいいか。
そのせいで、未だに心の整理がついていません。
志村けんは脱退した荒井注(故人)の後任としてザ・ドリフターズに加入したんですが、
志村けんの加入が、コミックバンドだったザ・ドリフターズを、コント集団に変貌させ、
公開生バラエティ「8時だよ全員集合!」や、
チームで作り込んだコントを送りだした「ドリフ大爆笑」を人気番組に押し上げた。
志村けんが打ち立てた功績は数知れない一方で、反感を買うことも多かった。
お笑いは賛否両論あってこそ。
その賛否両論がきても、凹まずお笑いの道を求め続けた。
死ぬまで”笑いの求道者”を貫いてきた。
彼自身、仕事でも私生活でもやり足りなかったことが多かった最中で、
新型コロナウイルスに殺されたことがとても悔やまれる。
合掌。