「集団左遷!!」の福山雅治は下ネタキャラ丸出し。
ここ近年の傾向である捲土重来の企業ドラマが続いているTBS系日曜劇場枠。
4月期は銀行が舞台の「集団左遷!!」。
日曜劇場初登場の福山雅治を主演に迎え、
閉店候補の支店の店長になった銀行員の下克上ドラマが展開されます。
エンディングに流れたエレファントカシマシの「俺たちの明日」もドラマの雰囲気にピッタリ。
フィクションとノンフィクションの二刀流で積極的な執筆活動を続けている江波戸哲夫の小説、
「銀行支店長」と「集団左遷」(ともに講談社文庫)が原作。
大手メガバンクの三友銀行で、
本部業務統括部開設準備室次長として手腕を振るっている片岡洋(福山雅治)は、
50歳を手前に蒲田支店の支店長に就くことに。
ところが、常務取締役人事担当の横山(三上博史)から、
半年で融資額プラス100億円のノルマを提示され、達成しなかったら羽田支店と統合し、
蒲田支店の行員全員解雇されることに。
横山は最初から蒲田支店を含む12店舗の配転を目論んでいて、
片岡に「廃店が決まっているので頑張らなくていい。」と公開処刑状態に。
それもそのはず。
大手メガバンクの三友銀行は、関東の地銀である大昭和銀行と2006年4月に合併したものの、
2年後のリーマンショックで大打撃を受け、
負の遺産を整理するために旧大昭和銀行の店舗を閉鎖・統合しつづけた。
そして、旧大昭和銀行の本店だった蒲田支店をはじめ、
廃店候補の12店舗中10店舗が旧大昭和銀行の店舗に狙いを定めたのだ。
支店長としての出勤初日、片岡は行員のユル~い雰囲気に心が折れそうになり、
蒲田支店が融資していた会社の社長が雲隠れしたと連絡が入っただけでなく、
副支店長の真山(香川照之)から、
2日後に蒲田支店に検査部次長の鮫島(小手伸也)による臨店が入るとの連絡が。
まるで死刑執行を待つ死刑囚の気分になった片岡だが、
これで終わってたまるか!と下克上に打って出ることに。
絶対に諦めない新米支店長の戦いが始まった。
ここ近年の日曜劇場枠に見られた、
労働者の一発逆転、捲土重来ものの類に入る「集団左遷!!」は、
月曜日に活気づけるにはいいドラマやわ。
クールな印象のある福山雅治が、
このドラマでは三枚目で、自身のラジオ番組で見られた下ネタ全開キャラが、
ドラマで活かされていたことは、
心をフルチンにしたことで何か吹っ切れた感があったんでしょうね。
さぁ頑張ろうぜ~!!!♪
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