【J特】指揮官は問題だらけですが、コンセプトは受け止めた。
明治安田生命J3リーグ2019
第1節
(パナソニック吹田/あめ/1094人)
ガンバ大阪U-23 2<0-0/2-2>2 ヴァンラーレ八戸
後半9分<G大阪U23>高木
後半18分<八戸>谷尾
後半24分<八戸>上形
後半45分<G大阪U23>食野亮※PK
既に開幕しているJ1、J2に続き、土曜の藤枝MYFCvs福島ユナイテッド戦からJ3リーグが開幕。
ワタクシは前日のガンバ大阪vs名古屋グランパスの熱気の残り香が残るパナソニックスタジアム吹田へ。
↑この日の万博記念公園は春の無料開放デー。
↑パナソニックスタジアム吹田の空はこの日の試合を予想させる雨雲が。
↑J1とは違い、J3リーグはアットホーム感があるのも魅力。
今シーズンは、現役時代”半袖ファイター”だった森下仁志がU-23チームの監督に就任。
だが、新任の指揮官がね、問題だらけ。
2010年、S級ライセンス取得後、
ジュビロ磐田を選手の迷走と”勝利のメンタリティ”を放棄したせいでJ2降格の原因を作り、シーズン半ばで解任され、
ヘッドコーチに就任した京都サンガでは、指揮官の解任に伴い、2試合監督代行を務めたものの、成績が上向かず、
サガン鳥栖、ザスパクサツ群馬の監督に就任するも1年で退任。
(しかも、ザスパクサツ群馬ではJ3降格の憂き目に!)
S級ライセンスは経歴詐称じゃねーのか?!と疑いかねないくらい、”チームクラッシャー”のレッテルを張られた彼に、
U-23チームの指揮とれんの?と疑念をもって開幕戦を観ました。
この日の対戦相手であるヴァンラーレ八戸はJFLからJ3リーグ昇格を果たした青森南東部のチームで、
Jリーグの負け組選手、他のJFLのクラブから来た選手、大卒から入団した選手がバランス良く配合されている。
かつては、元日本代表DF市川大祐が2016年に在籍(20試合出場)し、現役を引退した。
ヴァンラーレ八戸としては、満を持してのJ3リーグ参戦で、Jの負け組選手にとってはリベンジのチャンス。
↑ヴァンラーレ八戸側の応援エリアには大漁旗が。
前半はいきなりこんなに飛ばしていいのか?!と思うくらいG大阪U23のハードワークで、
ヴァンラーレ八戸イレブンにプレッシャーを与え続け、
後半はこのハードワークが功を奏し、相手守備陣を崩してFW高木が先制弾。
この先制弾で、ヴァンラーレ八戸の闘志に火をつけちゃったみたいで、
Jの負け組であるFW谷尾(意外にもJ初ゴール!)FW上形に相次いで点を決められ、
いきなり昇格したばかりのクラブに勝ち点3を与えんのかーい!と思われたところに、
ヴァンラーレ八戸のDFがG大阪U23の選手をバイタルエリア内で倒してPK獲得し、
FW食野亮がPKを決めて同点に追いつき、タイムアップ。
この試合を見て、森下監督が目指す方向性が見えました。
トップチームの戦い方を模倣し、いつトップチームに送りだせるようにしたことや、
ハードワークを選手に課したことで、戦力を底上げしようと躍起になっているなと。
この日のベンチ入りメンバーは、昨年J1リーグ出場で自信を付けた選手が多く、
その経験がJ3リーグ開幕戦で活かされたのではないでしょうか。
これまでの雪辱を糧に、森下仁志監督が信頼される指揮官になってくれることを願う。
最後に。
遠路はるばる八戸からパナソニックスタジアム吹田に来てくれたヴァンラーレ八戸のサポーターの皆様、
天候が雨だったせいで、よっぽど寒かったでしょう。
低体温症には気を付けて!
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