浦和レッズの”冬の時代”の教訓が指導者・池田太のルーツ。
FIFA U-20女子ワールドカップ(TM)フランス2018
決勝(ヴァンヌ=フランス)
スペインU-20女子 1<0-1/1-2>3 日本U-20女子
前半38分<日本>宮沢
後半12分<日本>宝田
後半20分<日本>長野
後半26分<スペイン>アンドゥハル
↑FIFA公式YouTubeチャンネルから。(別ウィンドウかアプリで開きます。)
ま~男子の方はアレだったが、
女子の方は、A代表、U-17代表、そして、U-20代表と、
3つの世代別カテゴリーで世界一になった最初の国になったからね。
で、”ヤングなでしこ”を世界一に導いた指揮官の池田太は、ここまでたどり着くまで苦労があった。
現役時代、1993-1996まで浦和レッドダイヤモンズに所属。
その頃の浦和レッドダイヤモンズって、3ステージ連続最下位という屈辱を味わった苦いシーズンだった。
※1993年・・・10チーム参加。完全H&Aによる2ステージ制。(1ステージ全18節。合計36節。)
※1994年・・・12チーム参加。完全H&Aによる2ステージ制。(1ステージ全22節。合計44節。)
チームが”冬の時代”を送っている中で、
池田太は長身を武器に、主に左サイドバックを主戦場にコンスタントに出場機会をつかみ、
1994年には元ドイツ代表DFギド・ブッフバルトと共に守備の要として活躍したんですが、
その後2年間、出場機会が減少してしまい、1996年に現役引退し、
浦和レッドダイヤモンズの下部組織のコーチをしたり、浦和レッドダイヤモンズのトップチームのコーチをしたり、
アビスパ福岡の監督代行を務めたりと、指導者としての経験値を摘み、
昨年、優勝メンバーのベースとなるU-19日本女子代表の監督に就き、フランス行きの切符を勝ち取り、
そして、今回の快挙。
今回のU-20で世界一になったのは、池田太監督の人生経験が活かされ、
例えチーム状態がよくなくても、常に前向きで真摯に取り組む。
真摯に取り組んだ分、結果は導かれることを。
”ヤングなでしこ”の戦力は、
2019年のフランス、2020年の東京の”なでしこジャパン”の主力になることは間違いないでしょう。
これも「なでしこの物語」の1ページであることを。
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