未来のミライの未来は暗い?
日曜日、細田守監督の最新アニメ映画「未来のミライ」を鑑賞。
「バケモノの子」以来3年ぶりに放たれる細田監督の最新作は、
自分に弟妹に出来たことで起こる”あるある”がテーマで、
兄姉の自覚を持てない自分の甘えからの脱却を描いているんですが、
スタジオ地図が設立されてからの2作と比べるとなると、何か物足りねぇと。
舞台は横浜市某所。
増築された中庭のある一軒家。
設計士のおとうさん(CV:星野源)と編集者のおかあさん(CV:麻生久美子)の間に産まれた、
長男のくんちゃん(CV:上白石萌歌)は4歳の甘えん坊。
そんなくんちゃんに妹・未来ができたことで、両親は未来につきっきりで、くんちゃんは癇癪を起こしっぱなし。
そんなある日、くんちゃんの前にセーラー服を着た女子中学生が現れ、
彼女はくんちゃんの妹・未来だと名乗ってきた。
くんちゃんが遭遇する出来事は、前に立ちはだかる壁そのもので、
壁を乗り越えることで、兄としての自覚が目覚めるというものですが、
「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」以上の共感を得られるのを期待していたものの、
あげたハードルがあまりにも高すぎた。
「未来のミライ」を細田守監督の最高傑作にしようと意気込んだスタジオ地図の未来は・・・暗いな。
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