ロシア大会のグループリーグをちとつまんでみた。
FIFAワールドカップ(TM)ロシア2018は、30日よりノックアウトトーナメントが始まる。
7月15日(日)24:00(日本時間)に行われるモスクワ・ルジキニでの決勝戦まで、
負けたら終わりの仁義なき戦いが展開されます。
で、ロシア大会のグループリーグで、ちと雑談を。
◆VAR、効果あり!
今大会より導入されたビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は、様々なドラマを生みだした。
まず威力を発揮したのが、グループリーグ・グループCの第1戦、フランスvsオーストラリア戦。
オーストラリアのバイタルエリアに進行してきたフランスFWグリーズマンに、
オーストラリアDFリズドンが背後からタックル。
主審は「グリーズマンの倒されたフリ」と判断されたが、すぐさまモスクワのVARセンターから通信が入り、
映像で確認すると、フランスにPKが。
これがきっかけとなり、VAR判定に持ち込まれたケースが続出し、
PKの数も、グループリーグの時点で大会最多を更新。
これまでのサッカーの歴史で、審判に泣かされたケースが多く、審判の質が大きく問われたが、
2014年のブラジル大会で導入されたゴールライン・テクノロジーに続き、
より盛り上がる要素が増えたことは良しとする。
◆前回王者、泣きっ面に蜂。
前回王者のドイツがグループリーグで敗退するという大波乱が起こった。
直近5大会(1998年のフランス大会~2014年のブラジル大会)のFIFAワールドカップ(TM)で、
前回王者がグループリーグで敗退したケースは3回。
2002年のフランス、2010年のイタリア、2014年のスペイン。
で、今回のロシアでは、ドイツが。
優勝に貢献したDFラームが現役を退き、GKノイアーの出来が良くなかったこと不運の原因ではないでしょうか。
唯一難を逃れているのが1994年と2002年を制しているブラジル。
何か「持っている」選手がいるんでしょうかねぇ。
◆アフリカ勢全滅の一方で、アジア勢は日本がベスト16へ。
前回王者のドイツがグループリーグで敗退したのは衝撃的でしたが、
何とアフリカ勢が36年ぶり(!)に全チームグループリーグ敗退。
ロシアには、チュニジア、ナイジェリア、モロッコ、セネガル、エジプトが出場したが、
3大会連続のナイジェリアとは対照的に、他の4国はFIFAワールドカップ(TM)本大会出場がご無沙汰。
ブランクが長い分、緊張もハンパないって!
また、ここ近年のFIFAワールドカップ(TM)では成績が不甲斐なかったアジア勢も、
唯一日本がグループリーグ突破、ノックアウトトーナメント進出を果たした。
アジア勢で初めて南米のチームに勝利したのとは対照的に、
ポーランド相手に”猪木・アリ状態”を敢行し、国民の興を冷めさせ、顰蹙を買い、
今回の”西野ジャパン”はサムライなのかチキンなのか、
天才集団なのか変態集団なのかわからないくらいだもんなぁ。
2014年9月以降の度重なる監督交代劇からしたら、変態と揶揄されてい当然だよな。
◆またしてもやりやがったよ・・・渋谷のスクランブル交差点と戎橋で。
2002年のFIFAワールドカップ(TM)コリアジャパン2002で、
日本代表が勝利&グループリーグ突破で起こって以降、
日本代表が重要な試合で勝利をしたり、FIFAワールドカップ(TM)本大会出場が決まると、
渋谷のスクランブル交差点で、浮かれて自我を失ったサポーターどもが通りざまにハイタッチをしたり、
大阪ミナミの道頓堀にある戎橋で、
浮かれて自我を失ったサポーターどもが欄干を越えて道頓堀川にダイブする事象が起こっている。
今回のロシア大会でも、日本代表のグループリーグ突破で、
一気に渋谷のスクラブル交差点と、大阪ミナミの道頓堀は、説明不要の無法地帯化。
事前から行政や警察が警戒していたにもかかわらずである。
(特に戎橋は、橋上での集団縦ノリで震度2レベルの振動が起こったくらいだ。)
2020年には東京で夏季オリンピック&パラリンピックが開催される。
日本人選手が金メダル獲得する度に、
渋谷のスクランブル交差点と戎橋で、乱痴気騒ぎが起こったらシャレになんねぇわ。
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