【J特】クルピが見出したのは現実路線
明治安田生命J1リーグ2018
第11節
(パナソニック吹田/はれ/18642人)
ガンバ大阪 3<0-0/3-0>0 サガン鳥栖
後半23分<G大阪>倉田
後半37分<G大阪>ファン・ウィジョ
後半45分+2分<G大阪>マテウス※J1初ゴール
J1リーグが10節を消化し、ガンバ大阪は自動降格圏内(17位)。
しかもけが人続出で野戦病院化。
駒不足が危惧されたが、状況を打破したのは、本来は右サイドバックのDF米倉。
この試合では右ウィングMFで起用され、鳥栖の守備陣にプレッシャーを与え続けた。
これが功を奏し、後半の怒涛のゴールラッシュを呼び込んだんだよね。
この試合、シュート24発、ボール支配率56%と攻めの面が目立っていたが、
勝てない状況にあえいでいたクルピ監督はMFマテウスの獲得により、守備的布陣を敷いた。
昨シーズンから加入したDF三浦とDFファビオのセンターバックコンビは、
2年目で円熟し目を見張るものがあるし、
じっくり守って、ワンチャンスで攻撃陣が個の力で打破する。
かつてクルピ監督は、2017年6月から半年間指揮したサントス(ブラジル)では、
クラブの台所事情が火の車だということと、就任前はブラジル選手権10位の状況を打破しようと、
攻撃サッカーのイメージが強いブラジルには似つかわしくない堅守速攻のカウンターサッカーを展開し、
失点が減少し、一時は2位に浮上するまで改善された。
だが、攻撃サッカーを好むサントスのサポーターからの猛反発を買い、同年10月28日に解任されたんだよね。
山内社長からは「攻撃サッカーを蘇らせてほしい」と要請されたクルピ監督でしたが、
攻撃陣の”おっさん化”が進んでいるだけでなく、けが人が続出している状況を考えたら、
堅守速攻にシフトせざるを得ないのは仕方がないでしょうね。
クルピを信じているサポーターも、クルピの手腕に懐疑的なサポーターも、
気持ちは「勝ちたいんや!」。
美しく戦おうが、泥臭く戦おうが、勝ってナンボや。
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