主水さ~ん!!!
1月7日に放送された、ABC発テレビ朝日系「ドラマ特別企画 必殺仕事人」を見た。
東山紀之を主演に据えたリブート版「必殺仕事人」シリーズも10年目。
今回は作り手の想いがかなり込められていた甲斐になっていたわ。
昨年、渡辺小五郎の義母・こうを演じた野際陽子、
トランペットが印象的なテーマ音楽を作り上げた平尾昌晃が相次いで鬼籍に入ったせいか、
より一層、「必殺」シリーズへの思いが強くなったわ。
金曜22時のころから、「必殺」シリーズは時事ネタを時代劇に織り込むことで知られてますが、
今回は炮烙玉を使った自爆テロで、奥田瑛二演じる壬生の幻楼が、イスラム国のボス的ポジション。
(だが、宗教的な関わりはない。)
江戸に相次ぐ自爆テロの主犯格・壬生の幻楼に、
昼行燈の同心・渡辺小五郎(東山紀之)、
グルメな経師屋の涼次(松岡昌宏)、
未だに「仕事」の苦悩に悩まされている元坊主のリュウ(知念侑李)、
博打と女には目がない瓦屋の陣八郎(遠藤憲一)が挑むんですが、
リュウが記憶喪失を起こして壬生の幻楼の所に拉致られたところから、只ならぬ展開が待っていたとは!
今回はリブート10年目ということで、藤田まこと企画の協力で、中村主水(藤田まこと)がデジタル合成で復活。
木挽町(現在の歌舞伎座付近)の番屋で、今回の「仕事」に苦悩する小五郎が訪れたところに、
隠れてこっそりとメザシを焼いている主水を見つけ、相談するシーンは、泣けたね!
やっぱ日本のテレビには時代劇が必要だってことを思い知らされたわ。
視聴率至上主義の地上波民放はね、一度、視聴率至上主義に反した番組をつくっちゃえばいいのに。
だが、その視聴率至上主義に反した番組を作る勇気がないのが、今の地上波民放なんだよね(チーン)
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