【J特】ハイブリッド芝導入承認で秋春制移行が進む?
ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるノエビアスタジアム神戸(神戸ウィングスタジアム)が、
今シーズン終了後、フィールドの芝を天然芝と人工繊維製の人工芝を組み合わせた、
ハイブリッド芝に敷き変えるようだ。
ノエビアスタジアム神戸は開閉式ドームの天然芝の総合球技場であるが故、
天然芝が育たず、常にボロボロの状態。
これにはヴィッセル神戸のトップパートナーである楽天株式会社の三木谷浩史社長がケチ付けるほど。
ヴィッセル神戸側はJリーグに再三、ハイブリッド芝導入を訴えているが、
天然芝のフィールドでの開催を原則としているJリーグは、その要求を突っぱねてきた。
なぜJリーグは、ヴィッセル神戸側の要求を承認したのか?
欧州には、バルセロナのホームであるカンプノウをはじめ、多くのスタジアムがハイブリッド芝に移行しており、
FIFAワールドカップ(TM)ロシア2018の開幕試合&決勝戦が行われるルジキニスタジアムも、
ハイブリッド芝を導入した。
そういった風潮になった以上、ガラパゴス化を懸念してか、導入を承認した。
これは表向きで、本音としては、
Jリーグが推し進める、秋開幕・春閉幕の”秋春制”を是が非でも導入したくてしょうがなく、切り札にと。
”秋春制”だと、豪雪地域での開催で観客動員に足を引っ張りかねず、降雪量が多いとプレーに支障を来す。
これにはコンサドーレ札幌、モンテディオ山形、アルビレックス新潟といった、
豪雪地域のクラブが大ブーイング。
ハイブリッド芝は、反対派の心を動かす切り札。
天然芝のフィールドに人工繊維で作られた人工芝の杭を打ち込み、
天然芝の根と絡ませることで耐久性を強化し、成長促進につながる。
日照不足に強い冬芝を通年使用することで、冬芝と夏芝の切り替えにかかるコストを削減。
地中に埋められたパイプで、夏は冷水、冬は温水でピッチ上の温度を常にキープすることができる。
また、太陽光が当たらない部分を補うためのLED製グローライトを導入し、芝生育成を促進。
これなら、冬場での開催も問題なし。
ハイブリッド芝は、Jリーグ”秋春制”移行の切り札。
これに反対派が応じるかが今後の焦点でしょうかねぇ。
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