「91Days」はフィルムノワールを目指す。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「91Days」はフィルムノワールを目指す。

7月期MBS・TBS系深夜”アニメイズム”枠の「91Days」は、
うわさ通りの男臭さ全開やったわ。
「鬼灯の冷徹」の鏑木ひろ監督×「ハイキュー!!」の岸本卓チーフ脚本。
この両者が生みだしたのは、「ゴッドファーザー」ばりのマフィアもの。
萌え傾向やイケケン傾向の強いアニメが多い中、
骨太で硬派な展開に、強烈なボディブローを食らわされたわ。

禁酒法時代のアメリカの架空の町、ローレスに、ある青年が7年ぶりに戻ってきた。
アンジェロ・ラクーザ(CV:近藤隆)。
全ては7年前の彼の誕生日の日、彼の両親と弟が、
マフィアのボス、ヴィンセント・ヴァネッティ(CV:山路和弘)とその手下に殺害された。
一部始終をクローゼットのスキマから見て、手下の魔の手をかわして逃走したアンジェロは、
「アヴィリオ」と偽名を使って一般社会に潜伏し、虎視眈々と復讐の機会を伺っていた。
その機会は、あの夜から7年後、差出人不明の手紙がアヴィリオの下に届いた時から動き出し、
アヴィリオは7年ぶりにローレスに舞い戻ることに。
ローレスではアヴィリオの幼馴染のコルテオ(CV:斉藤壮馬)が密造酒を生成しているが、
ヴァネッティファミリーの嫌がらせにあっているところを、立ち寄ってきたアヴィリオが救出。
アヴィリオはコルテオにあえてヴァネッティファミリーに密造酒を売ることを勧めてきた。
何やらアヴィリオは、ある策を講じていた。

なかなか硬派やったわ。
全体的に見て、日本にしかできないアメリカンマフィアアニメって感じやな。
特に見所やったのは、Bパートでの酒を密売している教会での、
アヴィリオと、オルコファミリーの狂犬・ファンゴ(CV:津田健次郎)との対決。
まさか、あれで決着がつくとはな。
びっくりぽんや。

萌えアニメ、イケメン主体アニメに反旗を翻した、硬派な男臭いアニメ、
必ず毎回チェックせねばあかんわ。


◆アニメDVDも最大27%OFF!全品送料無料!→楽天ブックスは品揃え200万点以上!