15人vs1000000匹、真っ向勝負!
日曜日、行きつけのシネコンまで「テラフォーマーズ」を見る。
「このマンガがすごい!」(宝島社)2013年度版オトコ編1位を獲得した、
週刊ヤングジャンプ(集英社)の人気作を、
ハイペースで作品を生み出していく三池崇史が、
コミックス1巻の”バグズ2号”編をもとにマジで実写映画化。
これでもかといわんばかりの原作レイプを敢行し、
ここまで本気で映画にする三池監督の手腕に脱帽しました。
また、伊藤英明、武井咲、小栗旬、山田孝之といった、
三池監督とは気の知れた役者陣を多く揃えたのも特色。
「このマンガがすごい!」(宝島社)2013年度版オトコ編1位を獲得した、
週刊ヤングジャンプ(集英社)の人気作を、
ハイペースで作品を生み出していく三池崇史が、
コミックス1巻の”バグズ2号”編をもとにマジで実写映画化。
これでもかといわんばかりの原作レイプを敢行し、
ここまで本気で映画にする三池監督の手腕に脱帽しました。
また、伊藤英明、武井咲、小栗旬、山田孝之といった、
三池監督とは気の知れた役者陣を多く揃えたのも特色。
- テラフォーマーズ 1【電子書籍】[ 貴家悠 ]
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(C)貴家悠・橘賢一/集英社
21世紀、地球の人口が急激に増えパンク寸前になり、
人類は火星の移住計画を打ち上げた。
火星を人類の住みやすい環境にするため、一番手っ取り早い方法として、
火星に特殊加工を施した苔(こけ)と、大量のゴキブリを送り込んだ。
あれから500年後、逃走中の小町小吉(伊藤英明)と秋田奈々緒(武井咲)は、
奈々緒の父親殺しに加担した罪で射殺されるところを、科学者の本多(小栗旬)が制止し、
本多は小吉と奈々緒に、ゴキブリ回収を目的とした火星探査に参加すれば、
無罪放免、自由と大金が手に入ると唆して契約させた。
その契約は、「ある手術」を施すことも含めた契約だった。
2年後、小吉と奈々緒をはじめとする、
貧困から抜け出したい15人の日本人クルーが乗ったバグズ2号が地球を発ち、火星に送り込まれ、
火星に到着次第、アース製薬製(!)のマーズレッドPROを噴射し、いざゴキブリを回収しようとしたら、
火星に送り込まれたゴキブリが、超マッチョな人間サイズに進化していた。
5億年たっても進化しなかったゴキブリが、
火星に送り込まれ急激な進化を遂げ、テラフォーマ―と化し、
次々とバグズ2号の乗組員を急襲し始める。
これが壮絶な戦いの始まりだった。
110分通してみて、さすが三池監督と、
超ベストセラー漫画の実写映画化に本気で取り組んでくれたことに拍手を送りたい。
脚本の中島かずきが、原作では多国籍なバグズ2号のクルーを、全員日本人に設定変更し、
火星の風景に似ていることから多くのSF映画のロケに使われているアイスランドロケを敢行。
さらに、役者陣に特殊メイクを施し、ハイブリッドな昆虫人間として戦っている姿に興奮し、
寺田克也が実写用にアレンジが施されたテラフォーマーがリアル過ぎて強烈。
この映画の本気度がハンパねぇって思ったわ。
一番強烈やったのは、本多博士を演じる小栗旬の怪演でしょうね。
「花より男子」、「クローズZERO」、記憶に新しい「信長協奏曲」とは打って変わり、
イラッと来る印象を観客に植え付ける曲者っぷりに驚かされたわ。
これこそ悪役だってことを思い知らされた。
配給と製作幹事を務めたワーナーブラザーズ映画からしたら、
2007年公開のザック・スナイダー監督の「300<スリーハンドレット>」並みに、
強敵に立ち向かう少数精鋭部隊の壮絶なバトルを、
「テラフォーマーズ」の”バグズ2号”編で実現させたかったんじゃないかなと思うんだよな。
(ちなみにこの記事の題名、「300<スリーハンドレット>」の宣伝文句をいじりました。)
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