怖い”岡田ワールド”。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や、
「機動戦士ガンダム　鉄血のオルフェンズ」で知られる、
脚本家・岡田磨里の最新作「迷家」（ＭＢＳ・ＴＢＳ系）は、
この２作を凌駕するくらい、「怖い」を前面に押し出したといっても過言ではねぇな。

人生に絶望している者だけが参加できるバスツアー「第１回人生やり直しツアー」。
高校生の光宗（ＣＶ：酒井広大）をはじめ、そのバスツアーに参加した30人全員「わけあり」で、
このツアーが集団自殺ツアーだと感づいた観光バスの運転手が激怒するが、
主催者のダーハラ（ＣＶ：高橋伸也）がなだめる始末。

Ｂパートで、本来の目的が明らかになる。
ツアーバスは納鳴村（ななきむら）と呼ばれる新天地を目指していた。
そこは“行方不明”となった人々が現世を離れ、ユートピアのような暮らしをしているという。
ところが、村に続く鉄橋を渡ってみた先には、
朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった。

シンプルに言う。
第１話を見ただけで、怖い。
それしか印象が思いつかん。


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