「No Frills,More Music.」、AGAIN。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「No Frills,More Music.」、AGAIN。

 学歴詐称疑惑を受けて活動を自粛している経営コンサルタントでコメンテーターのショーン・マクアードル川上さん(47)が19日夜に放送されたラジオ番組で「リスナーのみなさん関係者のみなさん、このたびはとてつもないご心配とご迷惑をおかけして、おわびの言葉も見つかりません。ただただ心から申し訳なく思っています」などと涙声で謝罪した。

 学歴詐称疑惑を受け、川上氏がDJを務めるJ-WAVEの「MAKE IT 21」(土曜午後9時放送)は19、26日の放送を休止し別番組に差し替えられた。その別番組の冒頭の約5分間で、川上氏は「今回の取り返しのつかない事態の発端と過ちの責任はこの私にあります。このことを重く重く受止め長らくの休業、メディア活動の停止を決断いたしました」などと一連の騒動の経緯を説明。時折嗚咽しながらリスナーや番組スタッフへの感謝とおわびの言葉を繰り返したが、自身の学歴や経歴についての詳しい説明はなかった。
※産経ニュース3月19日21:21更新分より一部引用。

ワタクシは東京遠征の際、ラジオはJ-WAVEをよく聞いている。
90年代は純粋に音楽を届けることで、リスナーのハートをがっちりつかんだが、
90年代後半、音楽から喋り中心に方針転換したことで、コアリスナーの心がINTER FMに移ってしまった。
ワタクシはこの状況になっても、東京に来た時には、J-WAVEを聞き続けている。

ショーン・マクアードル・川上のナビゲートによる「MAKE IT 21」も、
90年代後半以降の方針転換を象徴するような番組やった。
経営のいろはを知り尽くしている(はずだった)ショーン・マクアードル・川上を起用した、
FM局では珍しい経済番組で、こんなん放送して誰得?かと思われたが、
気が付けば(スポンサー変更やワイド番組化もあったが)15年半も続いていたとは。
何てびっくらぽんなんだ。

今回の経歴詐称疑惑で、
J-WAVEはショーン・マクアードル・川上のプロフィール調査が不十分だったことを認め、
喋り中心の方針転換が仇になったといっても過言ではないでしょう。

そもそも、1988年10月1日に開局したJ-WAVEのコンセプトとは何か。
クオリティの高い選曲。
(洋楽全般と、日本のポピュラー音楽がメイン。アイドル、アニソン、演歌は御法度。)
日常生活に溶け込むような、流れを重視した番組編成。
24時間中、21時間が生放送。
音楽がメインのため、トークは必要最低限のを(ニュース、生活情報とか)。

いっそのこと、J-WAVEは番組編成を見直したほうがいい。
喋り中心から、開局時の音楽をメインにした編成にすべきだ。
ただ、取り扱う音楽は、放送曜日と放送時間に合わせフレキシブルに。
音楽のトレンドは日に日に変化している。
人類の数ほど、音楽の好みは多種多様だ。
FM局は純粋に音楽を流すことが使命。
余計な喋りはいらん。
[ナンバーワンのFM局」を目指すより「オンリーワンのFM局」を目指せ。

「No Frills,More Music.」、AGAIN。


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