【18歳以下閲覧注意】ハリウッドが忘れかけていた娯楽映画の原点。

【はじめに　よいこのみなさんへ】
こんかい　しょうかいするえいがは
えいりんのえらいおじちゃんたちから
あーる　じゅうはち　ぷらす　していの　つうちをうけており
じゅうはちさいみまんの　よいこのみなさんがみるには　てきしていないため
このえいがを　ごらんになることができません。
ほうりつてきに　おっけーなねんれいになってから　みましょうね♪

◆

日曜日は朝早くからクエンティン・タランティーノ監督最新作「ヘイトフル・エイト」を見る。
深作欣二が大好き、Ｂ級スピリッツ全開の作品を放ち続けるタランティーノの最新作は、
ウェスタン＋ミステリーの合わせ技によるＲ－18＋指定エンターテイメント。
まさか意外な展開が待っていたとは、さすがですと。

南北戦争から10年後、雪が降りしきるワイオミング州某所。
街へ行く途中、体力が限界に達した馬を捨て駅馬車に乗ることを決めた黒人の賞金稼ぎ。
だが、乗り合わせた駅馬車の乗客は、同じ賞金稼ぎで、しかも殺人を犯した女性を同行して。
途中で保安官を名乗る青年も乗せた４人は、猛吹雪から避難するために、
休憩地点の紳士洋品店へ。
その紳士用品店で、後々に密室殺人が起ころうとは・・・。

作品見て、まさかあいつとあいつらがグルで、
閉ざされた紳士用品店にいる連中以外に、卑怯な手を使う隠し玉が。
タランティーノ監督が、持てる術をこれでもかと詰め込み、
サミュエル・Ｌ・ジャクソンやカート・ラッセルといった曲者ばかりを束ね、
種田陽平の美術セットや、70㎜フィルムを使ったウルトラパナヴィジョンカメラ撮影で、
「子供は見るな、親が見る。」王道の娯楽映画に昇華させた。
ハリウッドが忘れかけている娯楽映画の原点が、この映画に詰まっている。
でも、デートで見るには適していない。


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