「甘い劇薬」のコーエン兄弟と「苦い良薬」のスピルバーグ
日曜日、朝から某神社まで十日えびす参りに行き、
(なお、行った神社は超メジャーな今宮戎神社ではないといっておこう。)
「ブリッジ・オブ・スパイ」を見てきた。
スティーブン・スピルバーグ監督最新作。
「ターミナル」以来4度目のタッグとなるトム・ハンクスを主演に起用。
しかも脚本が「バートン・フィンク」「ノー・カントリー」のコーエン兄弟。
アメリカとソビエト連邦が敵対していた、東西冷戦下の1960年代、
保険専門の弁護士ドノヴァンは、ブルックリンに潜伏していたソ連のスパイ、アベルの弁護を引き受け、
ドノヴァンは”ある条件”を提示したことで、死刑を回避し30年間の懲役刑に終わった。
5年後、アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、パイロットのパワーズが捕獲される。
ドノヴァンは、CIAからの命により、アベルとパワーズの交換を促すための仲介役に指名され、
東西に分断されたドイツで、東側と西側の心理戦が展開される。
ドノヴァンが保険専門の弁護士であることを活かし、「不殺」のまま人質交換交渉を展開するんですが、
思わぬキャラの登場で、交渉が難航すると思われ、
ラストのグリーニッケ橋での人質交換まで緊張しまくったわ。
この映画では、「苦い良薬」のスピルバーグの史実を伝える演出術と、
「甘い劇薬」のコーエン兄弟の毒の利いたシナリオが融合するんかいなと思われたが、
題材が「U-2撃墜事件」という実際に起こった事件をモチーフにし、
弁護士の視点から、その裏側に迫ったことで、異質感を醸し出していたもんなぁ。
「シンドラーのリスト」の成功で、人間ドラマ路線へ転換させたスピルバーグが示した”脱・正攻法”が、
この「ブリッジ・オブ・スパイ」に込められたのではないでしょうか。

◆映画DVDもハッスル価格で提供!全品送料無料!→楽天ブックスは品揃え200万点以上!◆
(なお、行った神社は超メジャーな今宮戎神社ではないといっておこう。)
「ブリッジ・オブ・スパイ」を見てきた。
スティーブン・スピルバーグ監督最新作。
「ターミナル」以来4度目のタッグとなるトム・ハンクスを主演に起用。
しかも脚本が「バートン・フィンク」「ノー・カントリー」のコーエン兄弟。
アメリカとソビエト連邦が敵対していた、東西冷戦下の1960年代、
保険専門の弁護士ドノヴァンは、ブルックリンに潜伏していたソ連のスパイ、アベルの弁護を引き受け、
ドノヴァンは”ある条件”を提示したことで、死刑を回避し30年間の懲役刑に終わった。
5年後、アメリカがソ連に送り込んだ偵察機が撃墜され、パイロットのパワーズが捕獲される。
ドノヴァンは、CIAからの命により、アベルとパワーズの交換を促すための仲介役に指名され、
東西に分断されたドイツで、東側と西側の心理戦が展開される。
ドノヴァンが保険専門の弁護士であることを活かし、「不殺」のまま人質交換交渉を展開するんですが、
思わぬキャラの登場で、交渉が難航すると思われ、
ラストのグリーニッケ橋での人質交換まで緊張しまくったわ。
この映画では、「苦い良薬」のスピルバーグの史実を伝える演出術と、
「甘い劇薬」のコーエン兄弟の毒の利いたシナリオが融合するんかいなと思われたが、
題材が「U-2撃墜事件」という実際に起こった事件をモチーフにし、
弁護士の視点から、その裏側に迫ったことで、異質感を醸し出していたもんなぁ。
「シンドラーのリスト」の成功で、人間ドラマ路線へ転換させたスピルバーグが示した”脱・正攻法”が、
この「ブリッジ・オブ・スパイ」に込められたのではないでしょうか。
◆映画DVDもハッスル価格で提供!全品送料無料!→楽天ブックスは品揃え200万点以上!◆