特殊能力者の哀しき末路。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

特殊能力者の哀しき末路。

土曜日のお昼、「ストレイヤーズ・クロニクル」を見た。
本多孝好のベストセラー小説を、
「デスノート」「GANTZ」を手掛けた日本テレビの佐藤貴博プロデューサーチームが映画化。

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(C)本多孝好/集英社

岡田将生演じるスバル率いるストレスホルモンを異常分泌させ誕生した科学実験製の特殊能力者集団と、
染谷将太演じるマナブ率いる生物のDNAを融合させ誕生した人体実験製の特殊能力者集団が、
想像を絶するバトルを展開します。
監督が岡田&染谷が出演した「アントキノイノチ」の瀬々利久。
個人的には「デスノート」と「GANTZ」を足して2で割ったような映画でした。

90年代初頭。
各界のトップによって国家プロジェクトが秘密裏に遂行され、
人間の能力を限界にまで引き出した子供たち(その代わり、限界に達すると精神破たん。)と、
様々な生物のDNAを融合させた子供たち(その代わり、生殖機能がなく、20歳前後で死ぬ。)が
産み落とされた。
それから20年後、彼らは成長し、
スバルをリーダーとする科学実験製の特殊能力者集団は、「破たん」の危機を抱えつつ、
プロジェクトの中枢を担った外務副大臣の渡瀬の仕事を渋々請け負っていた。
一方マナブをリーダーとする人体実験製の特殊能力者集団は、子供の頃に渡瀬と袂を分かち、
現場にアゲハ蝶のカードを残す殺人事件を起こし続け、自分たちだけで生きてきた。

ある日、特殊能力者プロジェクトに携わったリム博士が出席するシンポジウムの会場で、両者が遭遇。
スバルをリーダーとする科学実験製の特殊能力者集団は、
マナブをリーダーとする人体実験製の特殊能力者集団の暴走を食い止める事は出来るのか?
そして、マナブの体に恐るべき隠された秘密が・・・

作品を通してみて、「デスノート」、「GANTZ」、
昨年公開された「MONSTERZ」の流れをくんでるなと思ったわ。
スピーディーなアクションと超絶な超能力バトルが強調されていて、
そっちの方は超絶だったんですが、
その本筋である人間ドラマの面が活かされていなかったのが悔やまれる。
イタいわ~


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