米兵5人vsナチスドイツ兵300人が壮絶。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

米兵5人vsナチスドイツ兵300人が壮絶。

日曜日、見ようと思ったのに、放置していた「フューリー」を見た。
ブラット・ピットが主演だけでなく、製作総指揮も務めた戦争アクションで、
戦争のリアリティが伝わってきたわ。

第2次世界大戦終結5か月前の4月、ナチスドイツ軍に総攻撃を仕掛ける連合軍に、
北アフリカ、フランスの戦火をくぐり抜けたベテランの戦車乗り、ウォーダディーがいた。
ウォーダディーが命名したシャーマンM4戦車「フューリー」号の陽気な同僚から慕われているが、
最近、副操縦士を失ったばかりの「フューリー」号に新兵ノーマンが配属される。
ノーマンはデスクワーク志願だったが、手違いから入りたくなかった前線に配属され、
躊躇からウォーダディーに罵倒されるも、次第に溶け込んできたが、
戦車隊が次々とナチスドイツ軍に破壊され、「フューリー」号1台になったが、
道を行く途中で地雷でキャタピラがやられ、目の前には移動中のナチスドイツ軍300人が!

ラストの「フューリー」号の乗組員5人と、ナチスドイツ軍300人との戦いがあまりにも壮絶で、
このパートを見て、「ミッション」(※注)でのラストに通じるものがあったわ。

さらに、戦争のリアリティ感を醸し出しているのが、全編フィルム撮影で、
映像のディテールへのこだわりが半端ねぇって思ったわ。
5.1chサラウンドも手伝って、こりゃ「プライベート・ライアン」を超越したなって。
こんな戦争映画、デジタル・ハイビジョン撮影だったらがっかりやわ。
戦争映画とは、こうゆうもんだ!


※注:「ミッション」(’86)
「キリング・フィールド」で米アカデミー賞(R)で3部門を受賞した、
デヴィッド・パットナム(製作)とローランド・ジョフィ(監督)のコンビが、
カンヌ国際映画祭最高賞を受賞した人間ドラマ。
現在のパラグアイ付近、パラナ川上流付近の先住民族の村を舞台に、
イエズス会宣教師の布教活動を通じ、植民地社会の現実と、政治権力者の思惑との葛藤を描いた。
ラストでの先住民族の村vs植民地当局との戦闘シーンで、
長髪&ひげ面で剣を振るうロバート・デ・ニーロの姿が圧巻かつ壮絶やったわ。
ちなみに、「ミッション」の日本の配給元である日本ヘラルド映画は、後に角川グループ傘下となり、
KADOKAWAの角川映画事業部として再編され、
「フューリー」の(日本での)配給を手掛けることに。


◆映画DVD&BDが27%OFF!楽天ブックスは品揃え200万点以上!しかも全品送料無料!◆