【J特】“哲学”がブレないチームはトップに定着する。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

【J特】“哲学”がブレないチームはトップに定着する。

29日(土)ガンバ大阪がヴィッセル神戸に勝利し、
浦和レッズがサガン鳥栖に後半ロスタイムで同点に追いつかれ首位が入れ替わったのと同時に、
セレッソ大阪が、鹿島アントラーズに敗れ、3度目のJ2降格が決定した。
最近では舞洲の練習場やヤンマースタジアムに女性ファンがドッと押し寄せ、
”カープ女子”ならぬ”セレッソ女子”という名前が定着し、
シーズン開幕前は、ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの加入効果で、
優勝候補に躍り出ていたのに、ふたを開けてみたら、この惨状。
呆れてモノが言えませぬ。

今回のセレッソの降格は、フォルランに責任を押し付けるのはどうかと思うんだよね。
昨シーズンまで指揮を執っていたレヴィー・クルピが退任し、
セルビア人コーチのランコ・ポポヴィッチが就任。
クルピ体制が使用していたカウンターから、
ポゼッションへのスタイル変更を図ろうとしていた。
南米を代表するエースストライカーと、東欧人コーチ。
ソリが合わなかったのも問題やし、
それ以前に「監督が変わると、チームの方針や戦術も変わる。」事を知らなかったのも問題。

クルピが築き上げてきたスタイルを活かすような事を拒否したクラブの首脳陣も問題。
クルピ流の4-2-3-1によるカウンター戦術が定着し、クラブの方向性が決定づけられた。
なのに、ポゼッション戦術に変えたのか、意味不明やわ。

やっぱクラブには、ブレない“哲学”があってこそ。
常にブレまくっているクラブに未来はない。


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