”月9”とキムタクの原点回帰になった「HERO 2014」
22日に最終回を迎えたフジテレビ系月9「HERO」の平均視聴率が22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を獲得したことが24日、分かった。
瞬間最高視聴率は25・3%を記録し、全11回の平均視聴率21・3%は、今年の放送の全レギュラー番組の中でトップとなった。
初回視聴率では26・5%を獲得。今年放送全ドラマの中で最高視聴率を獲得していた。
22日放送の瞬間最高は、午後10時7分、被告の公判において久利生(木村拓哉)が真実と正義を求める発言を受け止めた後、証人の国分(井上順)が15年前の真実について告白を終え、「検察からは以上です」と久利生が発言したドラマのクライマックスシーンだった。
同局の渡辺恒也プロデューサーは「13年ぶりの連ドラにも関わらず、シリーズを通してこれほど多くの方に支持していただけて、スタッフ・キャスト一同、本当に励みになりました。『HERO』は検察という現場で働く人たちの物語でしたが、このドラマを通じてそれぞれの仕事や日々の生活の中で、前向きでいることの力強さを感じてもらえていればうれしいです」と感謝の気持ちを語った。
※サンスポ・ドットコム9月24日10:00更新分より引用。
結局、全11話付きあってもうたわ。
ここ近年のフジテレビ系の”月9”、あまりいい話題がなかったし、
ここ近年のキムタクが主演を務めるドラマの評判が芳しくなかった。
そこでフジテレビと、ジャニーズ事務所の思惑が合致し、
「HERO」の新シリーズが誕生したんだよね。
結果として、放送前の不安なんてどこ行った?と思える位、高視聴率をマークし、
安定飛行でフィニッシュ。
視聴者になりすまし、低視聴率に引き込もうと顔真っ赤にして必死になった、
ネットお宅廃人の引きこもり無職ニートどもが悔しがってる姿が見えるわ(爆笑)
このドラマの面白さの背景には、福田靖の台本に、
企画協力で参加した樹林伸のアドバイスが利いてたんだよね。
樹林伸は、’99年に退職するまで講談社の社員として週刊少年マガジンの編集に携わり、
「シュート!」(大島司)、「GTO」(藤沢とおる)をヒットに導く一方、
原作者以上にストーリーに関わることで知られ、転じて漫画原作者になり、
「天樹征丸」名義で「金田一少年の事件簿」。
「安堂夕馬」名義で「サイコメトラーEIJI」、「クニミツの政」。
「亜樹直」名義で「サイコドクター」「神の雫」。
がドラマ化され大ブレイクするんだよね。
この経験が、「HERO」を「型破りな検事ものの群像劇」を、より高尚なものに昇華していったわ。
代表作の続編に、二の足を踏み続けたキムタクにとっては、
13年ぶりの”中卒のジーパン検事”久利生公平を演じた事で原点に立ち返り、
フジテレビにとっては、”月9”ドラマのあり方を見つめ直す機会になったと思うね。
自分にとっては良しやね!
◆新作アニメDVD&BDが27%OFF!楽天ブックスは品揃え200万点以上! しかも全品送料無料!◆