坪倉「漫湖はくせぇ~♪」杉山「下ネタかよ!」
おっと、いきなり我が家の漫才的な事をやってしまった。
反省反省。
9月14日、日曜日。
TOHOシネマズでは「TOHOシネマズの日」で1100円均一で映画が見れるということで、
梅田まで、前日に公開がスタートした周防正行監督の最新作「舞妓はレディ」見てきやした。
マトモなドラマかと思ったら、(いい意味で)「バカヤロッ!」って思ったわ。
京都の花街・下八軒にあるお茶屋「万寿楽」に、
津軽の田舎から絶対に舞妓になりたい少女・西郷春子が転がり込んできた。
津軽弁と鹿児島弁をチャンポンにした訛りのキツさから、誰も相手にしてくれなかったが、
「万寿楽」から「ゴキブリさん」と揶揄されている変わり者の言語学者・京野の協力で、
「万寿楽」の仕込み(見習い)として出発し、奮闘するんだよね。
この映画、「Shall We ダンス?」を手掛ける前から構想に上がっていたものの、
ズルズル引きずってしまったことで、普通に見たら、熟成された感があっていいわ。
周防正行監督の従弟(いとこ)で、
周防正行作品の音楽を手掛け続けている周防義和による楽曲の完成度も高かった。
京都の花街を楽しく解り易く表現するために、
こうゆう方式にならざるを得なくなった事は否めなかったがな。
オーディションで800人から春子役に抜擢された上白石萌音が超イイのよ!
天然感があり、鹿児島県出身も加わった事で、春子を演じるにはもってこいやったわ。
これが芸能プロダクションからの要請だったら、かなりドン引きやわ。
変わり者の言語学者役の長谷川博己や、お茶屋の女将さん役の富司純子、
はたまたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、大河2度目の豊臣秀吉役にハッスルしている竹中直人も、
作品に彩りを与えており、個性があっていいわ。
ここ近年、小説や漫画から実写映画化するケースが顕著になっている日本映画で、
「舞妓はレディ」みたく、監督自らストーリーを仕立て、メガホンを取るケースも捨てがたい。
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