「ワンダフルライフ」は「オデッサの階段」以来の衝撃を受けたわ。
7月20日OAのフジテレビ「ワンダフルライフ ラモス瑠偉編」は見ごたえがあったわ。
現在FC岐阜で指揮を執るラモス瑠偉ですが、
ブラジルからの帰化日本人として、ここに至るまでの半生がね、熱い、熱過ぎる。
ハンス・オフト体制時の日本代表の主力選手として、
常に味方を鼓舞する姿、熱く咆哮する姿が、後の日本代表の礎となり、
呂比須ワグナー、三都主アレサンドロ、田中マルクス闘莉王と、
ブラジル人が日本代表の為に日本人への帰化を決意するきっかけを作ってくれたと言っても過言ではないよな。
さらに、ビートたけしとの友情も盛り込まれ、
「ラモス瑠偉を日本代表の一員としてフランスに行かせよう」と音頭とってパーティーを開いた映像も公開され、
ラモス瑠偉が偉大だったってことを思い知らされたわ。
それにしても「ワンダフルライフ」、内容が硬派。
これはかつてフジテレビの木曜23時台に放送された、「オデッサの階段」に似た空気を感じてる。
「オデッサの階段」
’12年10月~2クール
毎回1人の人物を取り上げ、証言VTRの積み重ねで人物像を物語る異色のドキュメンタリー。
映画「戦艦ポチョムキン」に出てくる「ポチョムキンの階段」を模したセットが衝撃的。
ワタクシに言わせれば、この番組は「情熱大陸」(MBS・TBS系)のアンチテーゼである。
「オデッサの階段」が取り上げる人物のストックが切れた事で、2クールで役目を終えた。
「オデッサの階段」の最終回で、この回のゲストである書籍編集者の松岡正剛が、
エンドロールが流れる中、この番組の企画、スタンスを高く評価してくれていたことをワタクシは覚えている。
今回初めて「ワンダフルライフ」を見て、こんなに硬派なんだなと感じたわ。
こんな硬派な番組、、頭の悪い人には理解できないか(爆笑)
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