決勝戦らしい精神のすり減らし合い。
FIFAワールドカップ(TM)ブラジル2014
決勝戦(リオデジャネイロ)
ドイツ 0<0-0/0-0>0 アルゼンチン
【延長】 ドイツ 1<0-0/1-0>0 アルゼンチン
延長後半8分<ドイツ>ゲッツェ
※ドイツ6大会ぶり4度目の優勝。
【監督】レーヴ
前半31分 シュールレ<>クラマー
後半43分 ゲッツェ<>クローゼ
延長後半15分 メルテザッカー<>エジル
ノイアー
ヘーベデス フンメルス ボアテング
ラーム シュバインシュタイガー
クラマー エジル クロース
ミュラー クローゼ
-↑ドイツ↑-○-↓アルゼンチン↓-
イグアイン
ラベッシ メッシ ペレス
マスチェラーノ ビリア
ロホ サバレタ
ガライ デミチェリス
ロメロ
後半0分 アグエロ<>ラベッシ
後半33分 パラシオ<>イグアイン
後半41分 ガゴ<>ペレス
【監督】サベージャ
マッチナンバー64。
予選参加国数、過去最多の203ヶ国の頂点に立つ日が来た。
今回の対戦カードは、ドイツとアルゼンチン。
決勝で両国が対決するのは3度目。
ドイツはほぼベストメンバーで挑んだのに対し、
アルゼンチンは、ディ・マリア欠場も、マスチェラーノを核とした組織守備でドイツの好機を尽く潰した。
後半はアルゼンチンがアグエロ、パラシオを投入し、攻撃モードにギアチェンジするも、
ノイアーの好セーブに阻まれ、ゴールを割る事が出来ない。
これで90分戦ってスコアレスとなり、(ドイツ大会、南アフリカ大会に続いて)3大会連続の延長戦突入。
ピッチに立っている選手全員、精神をすり減らし、間合いが続いた。
延長後半8分、スタジアムが揺れる瞬間が来た。
シュールレが一心不乱に左サイドを突破し、クロスを上げ、
後半43分に投入したゲッツェが胸トラップから左足つま先シュートで、
アルゼンチンのゴールネットを揺らした。
一瞬の抜刀からの居合い斬りの如く。
これでドイツが4度目の戴冠。
欧州のチームが、南米大陸で開催されたFIFAワールドカップ(TM)を制したのは史上初。
戦前の不安を払しょくし、ブレずに自分たちのサッカーを展開したレーヴ監督の手腕には流石だといいたい。
対象的に、28年ぶりの戴冠を狙っていたアルゼンチンは、戦力は十分だったものの、
メッシを活かした攻撃のシステムが不発だったことが心残り。
サッカー世界最強国はドイツに決まった。
次は2018年、初の東欧開催となるロシア。
試合終了のホイッスルは、次のロシアへのキックオフ。
戦いは既に始まっている。
◇
FIFA WORLD CUP(TM) BRAZIL 2014
優勝 ドイツ
準優勝 アルゼンチン
3位 オランダ
ゴールデンブーツ(最優秀選手)
リオネル・メッシ(アルゼンチン)
ゴールデングローブ(最優秀GK)
マヌエル・ノイアー(ドイツ)
ゴールデンブーツ(得点王)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア/6ゴール)
ベスト・ヤングプレイヤー(最優秀若手選手)
ポール・ポグバ(フランス)
FIFAフェアプレー・トロフィー
コロンビア
◆FIFAワールドカップ(TM)で使える唯一のカード・VISAカードは年会費永年無料の楽天カード ◆