これまたファンハールしたたか。
FIFAワールドカップ(TM)ブラジル2014
準々決勝(サルバドール)
オランダ 0<0-0/0-0> コスタリカ
【延長】オランダ 0<0-0/0-0>
【PK戦】オランダ 4-3 コスタリカ
◆コスタリカ(GK:ナバス)
ボルヘス ○
ルイス ×
ゴンザレス ○
ボラニョス ○
ウマニャ ×
◆オランダ(GK:クルル)
ファンペルシー ○
ロッベン ○
スナイデル ○
カイト ○
オランダがまたやってくれた。
今大会の台風の目になっているコスタリカを撃破したもんなぁ。
この試合の関心ポイントは2つ。
◆120分フルに走っても心が折れなかったカイト。
FWカイトは184cmの長身を活かしたポストプレーヤーなのに、
リバプール時代に戦術的都合でコンバートされた右サイドMFでも才能を発揮している。
その上、スタミナも豊富。
この試合でも、右ウィングMFで汗をかき、延長だけでなくPK戦に突入。
普通ここまでもつれたら、選手の心が折れるはずだが、
カイトは相当タフネスだから、重圧のかかる4番手で蹴っても、ガッツポーズだもんなぁ。
◆PK専用キーパーを投入した、したたかすぎるファンハール采配。
この試合でもファンハール監督のイリュージョンがさく裂。
90分で交代枠使ったの1枚だけ。延長で1枚使い、さらに延長で最後の1枚を使ったんですが、
その最後の1枚が・・・
正GK・シレッセン→第3GK・クルル
ファンハールからしたら、クルルはPKにめっぽう強く、PK戦対策要員として用意したと。
だが、残り時間でコスタリカにゴール決められ敗北を喫するリスクが。
ファンハールは、こうゆうリスクなんて承知の上。
思い返せば、ファンハールは’91-’97にアヤックスを率い、
’93-’94シーズンからエーデルディヴィジ3連覇。
特に、’94-’95、エーデルディヴィジで無敗優勝。
その勢いのまま、UEFAチャンピオンズリーグ制覇、
トヨタヨーロッパ・サウスアメリカカップをPK戦までもつれこんだ果てに制覇を果たした。
こういったアヤックスの”黄金期”の経験と自信が、代表でも活かされたんじゃないかなぁと思うんだよな。
◆
準々決勝(ブラジリア)
アルゼンチン 1<1-0/0-0>0 ベルギー
前半8分<アルゼンチン>イグアイン
イグアインのポジション取りが秀逸。だが、ディ・マリアが負傷で不安・・・。
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